日産 ノート、2020年型は米国で導入中止へ…新型セダンの販売に注力

日産 ヴァーサ・ノート(ノート)の2019年モデル
日産 ヴァーサ・ノート(ノート)の2019年モデル全 4 枚

日産自動車(Nissan)の米国法人の北米日産は、『ヴァーサノート』(日本名:『ノート』に相当)を、2020年モデルからラインナップしないと発表した。

ヴァーサノートは2013年1月、デトロイトモーターショー2013で初公開された。同車は、日産が米国市場に投入した新型ハッチバック車で、従来の『ヴァーサ』ハッチバック(日本名:『ティーダ』に相当)の後継車に位置付けられた。

ヴァーサノートは、日本向けのノートそのものだ。ただし、米国向けのヴァーサ ノートは、自然吸気の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンのみ。最大出力は109ps、最大トルクは14.8kgmを引き出す。トランスミッションは、米国仕様ではエクストロニックCVTを組み合わせる。

2016年秋には、ヴァーサノートがデビューおよそ4年を経て、初の大幅改良を受けて、2017年モデルを発表した。改良の内容は日本向けのノートに準じており、日産独自の「Vモーション」グリルを採用するなどして、表情を一新した。

北米日産は今回、このヴァーサノートを2020年モデルからラインナップしないと発表した。2019年モデルの在庫をもって、販売を終了する。北米日産は今後、ヴァーサファミリーについては、4ドアセダンの新型ヴァーサの販売に注力する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る