日産 スカイライン 新型、月間販売計画の約8倍の受注 8月25日時点

全体の受注が1カ月で計画の8倍を達成した新型スカイライン。写真はハイブリッド
全体の受注が1カ月で計画の8倍を達成した新型スカイライン。写真はハイブリッド全 4 枚

日産自動車は7月16日に発表し、同月19日より受注を開始した新型『スカイライン』の受注進捗状況を公表した。受注開始より約1カ月強が過ぎ、計画の約8倍の受注を獲得しているという。報道関係者向けに開催された新型スカイラインの試乗会席上で明らかになった。

受注新状況のデータは8月25日時点の最速情報だ。それによると受注実績はトータル1560台で、1カ月強で昨年度年間販売実績の75%以上を達成する好発進を見せてるという。これは月間200台(モデル寿命平均)の約8倍にもなる。グレード別ではハイブリッド車が755台でもっとも多く、全体の48%を受注。ターボエンジンを搭載したガソリン車は、3.0リットルV6 ツインターボエンジン搭載車が425台で27%、スカイライン史上最高の400馬力を実現したことで注目を浴びている「400R」は380台で24%となった。

日産自動車によれば、ハイブリッド車は「プロパイロット2.0」を標準装備した話題性もあってユーザーの関心は高く、ほぼ計画通りの受注状況にあるという。予想以上に好調だったのがガソリン車で、特に400Rが想定を超える受注を獲得。400Rは若い世代の比率が他グレードよりも高く、さらに日産街からの購入者が約2割を占めるなど、スカイラインの走りに対する期待が変わらず高いことが裏付けられた。

7月16日の発表時点で新型スカイラインの目標販売台数は200台で、日産自動車ではハイブリッドとガソリンエンジン車の比率を半々ぐらいを想定すると見込んでいた。発表記者会見で日産自動車はこの数字を踏まえ「もっと上を狙っている」としていたが、それを早くも達成した格好となった。

《会田肇》

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