ULジャパン、人体ばく露試験サービスを開始 車載機器から発生する電磁波を測定

ELT-400型 磁界曝露レベルテスタ(左)と磁界測定システム 7904A-201
ELT-400型 磁界曝露レベルテスタ(左)と磁界測定システム 7904A-201全 2 枚

米国の第三者安全科学機関 ULの日本法人であるULジャパンは、9月2日より車載機器向け人体ばく露試験サービスを開始した。

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近年、ハイブリッド自動車や電気自動車(EV)など、充電式エネルギー貯蔵システムなどを搭載した自動車が急速に普及。今まで以上に車載機器が発する電磁波が人体に悪影響を及ぼさないことが求めれており、国際非電離放射線防護委員会が発行するICNIRPガイドラインに適合することが重要になっている。現在では多くの車両メーカーが車載機器への対応を進めており、今後、より安全で安心な電波利用環境を整備していくためには、人体ばく露試験は避けては通れない試験となる。

ULでは日本における自動車産業のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)対応支援の取り組みの一環として、車載機器のEMC試験に長年取り組んできた。その一環として今回、独Narda S.T.S.社製「ELT-400型 磁界曝露レベルテスタ」および「磁界測定システム 7904A-201」を導入した。

同システムでは時間領域評価を行うと同時に、磁界の時間変化の表示ならびに周波数解析が可能。磁界曝露レベルテスタ単独では、ICNIRPガイドラインとの相対測定や磁界強度測定だけしか行うことができなかったが、磁界測定システムの導入により、自動車技術会(JASO)が制定した「JASO TP-13002:2013」で要求される、特定の周波数での占有状況などの分析が可能となった。評価可能な車載部品は、コンプレッサー、高圧ヒーター、カーナビなどにとどまらず、多岐にわたる。

《纐纈敏也@DAYS》

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