メルセデスベンツ、12車種3万8000台をリコール 排出ガスが規制値を満たさないおそれ

改善箇所
改善箇所全 1 枚

メルセデス・ベンツ日本は9月3日、『Cクラス』など12車種3万8445台について、油圧カムシャフトアジャスタに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「C180」、「C180CGIステーションワゴン」、「C180クーペ」、「C200CGI」、「C200CGIステーションワゴン」、「C250CGI」、「C250CGIステーションワゴン」、『Eクラス』の「E250CGI」、「E250CGIステーションワゴン」、「E250CGIクーペ」、『SLK200』の12車種で、2009年8月17日から2012年11月24日に輸入された3万8445台。

ガソリンエンジンの油圧カムシャフトアジャスタにて、ロック機構の材質が不適切なため、耐久性が不足している。そのため、ロック機構が摩耗しエンジン始動時に異音が発生して、最悪の場合、エンジン警告灯が点灯して触媒加熱制御を停止させることで、排出ガスが規制値を満足しなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、油圧カムシャフトアジャスタを対策品と交換する。

不具合は17件発生、事故は起きていない。市場からの報告およびドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る