JR西日本の「パンダくろしお」サイトで改ざん…開くと不審なアンケート 9月2日から公開停止

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JR西日本は9月3日、パンダをあしらった内外装で人気を博している「パンダくろしお」の運行スケジュールを公表しているウェブサイトで改ざんが発生したことを明らかにした。

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このウェブサイトにアクセスすると利用者へアンケートの回答を求める不審なサイトが表示されることが9月1日16時以降に確認されたため、9月2日17時に公開を停止。ウェブサイトの管理会社では、9月3日12時30分頃にレンタルしているサーバーで改ざんを確認している。

JR西日本では「当該サイトでは個人情報を保有していないため、当該サイトからの個人情報の流出はございません」としているが、公開停止以前にアクセスした場合は不審なサイトが表示された可能性があるという。

個人情報流出の可能性がないとはいえ、アンケートに回答し、クレジットカード情報を求められた際には流出した怖れがあることから「お心当たりのあるお客様およびパンダくろしお運行スケジュールを確認されたいお客様は、お手数ですが『お問い合わせフリーダイヤル(0120-24-3708)、営業時間:9時から18時まで(土曜日・日曜日・祝日含む)』にお問い合わせください」とアナウンスしている。

JR西日本の企業ホームページや、JRおでかけネットなどの関連サイトでは改ざんが確認されていないが、JR西日本では原因が判明次第、対策を検討するとしている。

「パンダくろしお」は、京都~新宮間を阪和線・紀勢本線経由で運行されている特急『くろしお』で運用されている287系電車のうち、6両編成1本の内外装をパンダ仕様にして運行されているラッピング列車。JR西日本発足30周年、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド開園40周年を記念して、2017年8月から運行されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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