三菱商事、アジアでのMaaS展開を支援---MaaS事業大手のMaaS Globalに資本参加

イメージ
イメージ全 1 枚

三菱商事は、フィンランドなどでMaaS(モビリティアズアサービス)事業を展開するMaaS Global(MG)の第三者割当増資を引き受け、資本参画したと発表した。

MGはスマートフォン用アプリケーション「Whim」を通じて鉄道・バス・タクシー・レンタカー・レンタルバイクなどを組み合わせて、目的地までのルート検索、予約、発券、決済が可能なMaaS事業を展開している企業。交通輸送サービスを月額定額制で提供したことなどが支持されている。2017年のフィンランド・ヘルシンキで「Whim」サービスを開始したのを皮切りに、現在はベルギー、イギリスでも同サービスを展開し、フィンランドでは同アプリケーションのダウンロード数が10万を超えている。今後、日本を含む世界各国へのサービス地域を拡大する予定。

三菱商事は2019年4月の組織再編で、新たに「自動車・モビリティグループ」を組成した。従来の自動車販売・金融などの事業拡大に加え、自動車業界の構造変化をとらえ、ヒトやモノの移動に関する課題を解決するモビリティ・サービス事業への取組みを進めている。

今回のMGへの資本参画を契機に、三菱商事の海外ネットワークや、様々な産業との接点を活かし、アジアをはじめとする各国・地域でMGのMaaS事業の横展開を図る。また、不動産・小売・旅行など、移動の発着地点となる様々な関連事業者とも連携し、移動サービスを超えた「Beyond MaaS事業」にも取り組む。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
  5. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る