アウディ、独インゴルシュタットでの70周年を記念した特別展示…アウトウニオンの名車も

アウディのインゴルシュタットでの70周年を記念した特別展示
アウディのインゴルシュタットでの70周年を記念した特別展示全 3 枚

アウディ(Audi)は9月3日、ドイツ本社の「アウディフォーラム」において、インゴルシュタットでのアウディの70周年を記念した特別展示を開始した。

アウディはドイツ・インゴルシュタットに本社を置き、70年間自動車を生産してきた。70周年を記念し、「インゴルシュタットのアウディ:昨日~今日~明日」と題された特別展を開始した。そのハイライトは、2020年2月末まで開催される「W49」展となる。

1949年9月3日は、アウディの歴史上重要な日だ。 この日、インゴルシュタットにアウディの前身、アウトウニオンが設立された。終戦の4年後、同社は旧インゴルシュタットの古い建物で生産を開始した。これが、自動車メーカーのアウディと、インゴルシュタットの両方のサクセスストーリーの始まりだったという。

W49展で、アウディは、アウディとインゴルシュタットの関係を振り返る。「49」は1949年を表し、「W」は旧西ドイツの「西」を意味する。他にもWは、ドイツ語で出発、再構成、冒険、成長、経済力などの頭文字を指す。 アウトウニオンという名前の小さな会社は、世界規模で事業を展開する自動車メーカーに発展し、小さな地方の町はダイナミックで経済的に強い都市に発展した。

展示では、1949年から1959年までのインゴルシュタットでの最初の10年に重点を置く。アウトウニオンの名車の1954年製「タイプF91」、DKWの二輪車の「350 RM」(1955年製)や「250RM」(1953年製)など、アウトウニオンの初期の製品を中心に、重要なモデルを展示している。

《森脇稔》

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