コンチネンタル(Continental)は、9月10日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、「コネクテッドパーキング」のライブデモを行うと発表した。
コンチネンタルブースでは、ドライバーと自動車メーカーにとって、データ取引がどのように機能するか、そして両者がどのように利益を得るかを示す具体的な例として、コネクテッドパーキングのデモを行う。
コネクテッドパーキングは、コンチネンタルの「路上駐車サービス」がベースだ。コンチネンタルは、2019年内にこのサービスを開始する。路上駐車サービスは、駐車場やパーク&ライド駐車スペースにおいて、ストレスのない駐車を可能にするという。
フランクフルトモーターショー2019のデモンストレーションでは、ドライバーはアプリを使用して、自動車メーカーの専用プログラムに登録する。車両のセンサーは、道路沿いの空き駐車スペースと使用中の駐車スペースの両方を検出する。また、車両が駐車中、または駐車スペースから移動中の場合も検出する。
車両のシステムは、このデータを自動車メーカーに送信する。ドライバーは、自分のデータを提供したことにより、コインが仮想ウォレットに入金されたというメッセージを受け取る。自動車メーカーは、このデータをサービスプロバイダーに提供することが可能だ。サービスプロバイダーは、このデータを自社の路上駐車サービスに応用できる、としている。