日産、不正に使われたSARの付与を2020年度から廃止

日産自動車グローバル本社
日産自動車グローバル本社全 2 枚

日産自動車は、報酬委員会が株価連動型インセンティブ受領権(SAR)の付与を廃止すること決定したと発表した。

SAR廃止の決定は2020年度からの付与を廃止するもので、これまでに付与された権利は継続される。

SARを巡っては、同社の西川廣人社長兼CEOなど、同社役員が、社内規定に違反して本来の権利行使日からずらすことで不正に役員報酬を上乗せしていた。同社の社内調査によると不正を主導していたのはグレッグ・ケリー元取締役で、西川社長らは不正な方法で報酬が増額された認識がなく、指示や依頼の事実はなかったとして、責任は追及しないとしている。

ただ、SARの権利行使日を変更できないようにするなど、不備があったことから2020年度以降、SARは付与しないことにした。
あおり運転対策などで注目を集めクルマには必須の装備となっているドライブレコーダーだが、その記憶媒体のSDカードは過酷な環境で…

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る