ポルシェ マカンターボ 改良新型、2.9リットルにダウンサイズ…フランクフルトモーターショー2019

2.9リットルV6ツインターボは440ps

最新LED技術採用でフェイスリフト

ポルシェコネクトプラス標準装備

ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型
ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型全 4 枚

ポルシェは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、改良新型『マカンターボ』(Porsche Macan Turbo)を初公開した。

画像:ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型

マカンターボは、『マカン』シリーズの頂点に立つ高性能グレードだ。マカンは2018年夏、2013年のデビュー以来、初の大幅改良を受けた。今回、その高性能グレードのマカンターボにも、改良新型が設定され、フランクフルトモーターショー2019で初公開されている。

2.9リットルV6ツインターボは440ps

改良新型マカンターボには、排気量を従来の3.6リットルからダウンサイズした2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。ターボチャージャーはVバンクの内側に配置した。これにより、エンジンの燃焼室とターボチャージャーとの間の排気ガスの流れを短くし、レスポンスを引き上げた。

この2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力440ps/5700~6600rpm、最大トルク56.1kgm/1800~5600rpmを獲得する。従来の3.6リットルV型6気筒ガソリンツインターボに対して、排気量を2割縮小しながら、パワーは1割増しの40ps引き上げられた。トランスミッションは7速デュアルクラッチ「PDK」で、駆動方式は「ポルシェトラクションマネジメント」(PTM)付きの4WDだ。オプションの「スポーツクロノパッケージ」では、0~100km/h加速は4.3秒と、従来比で0.3秒短縮した。最高速は4km/h上乗せされ、270km/hに到達する。

ブレーキも強化されており、「PSCB」(ポルシェ・サーフェス・コーティング・ブレーキ)を標準装備した。PSCBは、ディスクにタングステンカーバイドコーティングが施されている。ポルシェによると、通常のブレーキと比較して、応答が速く、摩耗が少なく、ブレーキダストが最大90%少なくなるという。高光沢のブレーキディスクと白いブレーキキャリパーは、PSCBの特長だポルシェ・マカン・ターボ 改良新型ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型

最新LED技術採用でフェイスリフト

改良新型ではフェイスリフトが施された。最新のLEDテクノロジーを導入したヘッドライト、「ポルシェダイナミックライトシステム」(PDLS)が標準装備される。3つの大きな空気取り入れ口を備えた専用フロントバンパーを採用した。20インチの専用アルミホイール、「スポーツデザイン」のサイドスカート&ボディ同色ドアミラーも装備される。専用開発されたルーフスポイラーが、ターボモデルの特長。標準装備のスポーツエキゾーストシステムには、シルバーツインテールパイプが備わる。

リアには新たに、立体的なLEDテールライトストリップを採用した。『パナメーラ』などポルシェの最新モデル同様、横一列につながる新デザインのテールランプが特長で、4灯式ブレーキランプも新しい。

インテリアでは、ダッシュボードのデザインを変更した。アルカンターラのルーフライナーと、つや消しアルミトリムを装備する。電動18ウェイ調整機能付きのレザーシート、「アダプティブスポーツシート」が標準だ。『911』シリーズと共通のヒーター付き「GTスポーツステアリング」をオプションで用意した。ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型ポルシェ・マカン・ターボ 改良新型

ポルシェコネクトプラス標準装備

また、改良新型には、最新のデジタルコクピットを採用した。10.9インチのタッチパネルモニターを新たに搭載する。従来の7インチから拡大されたフルHDタッチスクリーンが、新デザインのダッシュボードに組み込まれた。新開発の「ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント」(PCM)を通じて、コネクティビティや多くのデジタル機能を提供する。     

「ポルシェコネクトプラス」を標準装備し、オンラインサービスとインターネットにアクセスすることが可能だ。リアルタイム交通情報表示を備えたオンラインナビゲーションも装備される。各デジタル機能は、ボイスコントロールなどで直感的に操作できる。オンラインナビゲーションと携帯電話接続システム、2つのオーディオインターフェイスとボイスコントロールを標準装備した。

通信関連ではLTE通信モジュールとSIMカードリーダーを備えたポルシェコネクトプラスとWLANホットスポット、ポルシェコネクトサービスが主な標準装備となる。

改良新型には、最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。新たに「トラフィックジャムアシスト」などの機能を「アダプティブクルーズコントロール」に統合した。60km/hを上限に作動し、快適でリラックスできるドライブを追求する。このシステムでは、部分自動運転が可能だ。前走車に追従して、アクセルとブレーキを車両がコントロールし、加速と減速を半自動で行い、ドライバーは渋滞中および流れの遅い交通状況で走行レーンをキープすることができる。
いまや自動車には必須の装備となっているドライブレコーダーだが、その記憶媒体のSDカードは、他の電子機器と比べて過酷な環境…

《森脇稔》

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