トヨタ カムリ に初の「TRD」、9月中に発売へ…3万1040ドルから

ボディ剛性と足回りを強化

専用のエアロパーツ

3.5リットルV6は301hp

トヨタ・カムリ TRD
トヨタ・カムリ TRD全 11 枚

トヨタ自動車の米国部門は、『カムリ TRD』(Toyota Camry TRD)を9月中に米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、3万1040ドル(約335万円)と公表されている。

画像:トヨタ・カムリ TRD

「TRD」は、トヨタ・レーシング・デベロップメントの略だ。内外装から走行性能を引き上げるアイテムまで、トヨタ車をカスタマイズするための豊富なパーツをそろえている。すでにトヨタの米国部門は、TRDグレードを一部モデルに設定しており、一部のSUVには、オフロード性能を追求した「TRDプロ」も用意する。

トヨタが現行『カムリ』を米国で発売した際、スポーティーグレードの「SE」と「XSE」の販売が伸びたという。そこで、さらなるスポーティ仕様のTRDをカムリに初設定し、セダンのTRDラインナップ強化に乗り出す。

ボディ剛性と足回りを強化

TRDのエンジニアは、米国と日本のテストコースにおいて、足回りを中心にチューニングした。アンダーボディーブレースは厚さを増しており、ボディのねじり剛性を引き上げる効果を発揮する。重心を抑えるために、車高は15mmダウンした。専用チューンのダンパーは、コントロール性や敏捷性、ステアリング精度を向上させるという。また、専用のスプリングとスタビライザーによって、ロール剛性はフロントが44%、リアが67%引き上げられている。

ホイールは19インチのマットブラック仕上げで、タイヤはブリヂストンの「ポテンザ」の235/40R19サイズを組み合わせる。フロントブレーキは、ベース車両の305mm径ローターとシングルピストンキャリパーに対して、328mm径ローターとデュアルピストンキャリパーで強化している。トヨタ・カムリ TRDトヨタ・カムリ TRD

専用のエアロパーツ

エアロパーツは、トヨタの米国デザイン部門、「Calty」が設計した。フロントリップスポイラー、サイドスカート、トランクリッドスポイラー、ディフューザーで構成されるボディキットを装着する。ピンストライプやブレーキキャリパー、TRDエンブレムは赤色とした。ブラック仕上げのフロントグリルは、内部をメッシュインサートとした。ボディカラーは、スーパーソニックレッド、ウィンドチルパール、セレスティアルシルバーメタリック、ミッドナイトブラックメタリックを用意している。

室内には、「ソフテックス」と呼ばれるトリムをフロントシートに採用する。赤ステッチ入りの革巻きステアリングホイールや、赤いシートベルトも装備された。エンボス加工されたTRDロゴ入りシフトノブ、TRDフロアマット&トランクマットを装備した。「TRD MID」も採用されており、キャビンのアップグレードが施される。

3.5リットルV6は301hp

3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力301hpを発生する。トランスミッションは、パドルシフト付きの8速ATを組み合わせる。専用チューニングのデュアルエグゾーストはステンレス仕上げで、スポーティな排気音も追求している。

カムリTRDには、先進運転支援システム(ADAS)として、「トヨタ・セーフティ・センスP」を標準装備した。歩行者検知機能付きのプリクラッシュセーフティをはじめ、ステアリングアシスト付きの車線逸脱警告、自動ハイビーム、全速度域対応のダイナミックレーダークルーズコントロールが装備されている。[PR]いまや自動車には必須の装備となっているドライブレコーダーだが、その記憶媒体のSDカードは、他の電子機器と比べて過酷な環境…

《森脇稔》

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