【マツダ CX-30】扱いやすいサイズとゆとりの室内空間を両立 価格は239万2500円から

マツダCX-30
マツダCX-30全 32 枚

マツダは、新世代商品の第2弾となるクロスオーバーSUV『CX-30』の予約受注を9月20日より開始する。

CX-30は『CX-3』と『CX-5』の中間位位置するコンパクトSUV。混雑した市街地や縦列駐車などでも取り回しができる全長として4395mm、立体駐車場を気軽に使える寸法として全高1540mm、全幅1795mmを設定。最低地上高を175mmと高めに設定しながらも、地面から着座位置までの高さを最適化し、前後の席で自然な乗降性を確保した。

室内空間も前席の乗員間隔をCX-5同等の740mmに設定。幅広のセンターアームレスト・ドアアームレストを採用したことと相まって、窮屈感のない楽な着座姿勢を提供する。後席は前席との距離を長めに取るとともに、着座位置の高さとフロア高を調整することで、大きな体格の人でも余裕を持って着座できる頭上空間を確保。荷室は大型ベビーカーと旅行用バッグなどを同時に積載できる430リットルの容量と1020mmの開口幅を確保したほか、開口部下端の高さを地上から731mmに設定し、荷物の積み降ろしにも配慮した。

エクステリアは、ボディ上部にスリムで伸びやかなプロポーションと、下部の黒いガーニッシュ(クラッディングパネル)によるSUVらしい力強さと安心感を、ひとつのボディで同時に表現。フロントフェンダーからリアタイヤには書道の筆づかいの動きに着想を得て、スピード感ある弧を描いた。ショルダー部は、ひと筆書きの強い光で動きを表現。その下のボディ面は、クルマの動きとともに周囲の景色がS字型に揺らめきながら映り込む、光の移ろいを表現した。

インテリアでは、ドライバー中心に表示機器、操作スイッチ等を左右対称にし、それらをドライバーへ向けて正対させるように配置。クルマとの一体感を強め、心地よい「包まれ感」を表現した。助手席はメーターフードを起点に、助手席側ドアトリムまで美しくカーブを描くウイング状のフード造形を採用。大きく包み込むようなデザインによって、コクピットとは対照的に居心地のよさと安心感を提供する。

走行面では、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用。シート、ボディ、シャシーを有機的に連携させながら、人間の特性に基づいた造り込みを徹底。違和感や不安感、不快感のない、人間の感覚にフィットした乗り心地と操縦安定性を実現している。また、AWDシステム「i-ACTIV AWD」も進化。新たにG-ベクタリングコントロール(GVC)との協調制御を採用し、これまで以上にニュートラルなコーナリング性能を実現する。

パワーユニットには、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」をはじめ、「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-D 1.8」を搭載。SKYACTIV-Xには、小型で効率的なハイブリッドシステム「M HYBRID」を組み合わせ、より高いレベルで動力性能と環境性能を両立する。また、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-X搭載機種には、6速AT「SKYACTIV-DRIVE」とともに、6速MT「SKYACTIV-MT」を設定。クルマを積極的に操る楽しさを、クロスオーバーSUVでも提供する。

安全性能では、わき見や居眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」、追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路や自動車専用道路の渋滞時に運転疲労の軽減をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート」など、最新の安全技術「i-ACTIVSENSE」を搭載する。

ボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック、マシーングレープレミアムメタリック、『マツダ3』で新開発のポリメタルグレーメタリックなど、全8色を設定。価格は239万2500円から371万3600円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る