BMW アクティブツアラー 次期型、ボディ拡大&巨大グリル装備へ…3列グランツアラーは廃止か

BMW 2シリーズアクティブツアラー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW 2シリーズアクティブツアラー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 8 枚
BMWのMPV『2シリーズ アクティブツアラー』次期型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

同社初のMPVとして誕生したアクティブツアラーは、2019年9月のパリモーターショーでコンセプトモデルがデビュー、2013年にはコンセプト第2弾『アクティブツアラー アウトドア』が発表されている。翌2014年に市販化されており、今回は7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

現在欧州においてMPVは、SUVやクロスオーバーにより市場シェアを失いつつあり、BMWでは3列7人乗り『2シリーズ グランツアラー』の廃止を決定したと伝えられる。これにより、同社MPVの顔となるのが次期型アクティブツアラーだ。

コードネーム「U08」と呼ばれる次期型は、UKLフロントホイールドライブ・プラットフォーム最新バージョンを採用、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドパワートレインを提供してくれるだろう。PHEVは、40Vの電気システムと、より強力な80kW(109ps)の電気モーター、電動リアアスクルを搭載し、e-AWD仕様となる。またオプションとしてゲトラグ製8速DCTトランスミッションを初めて設定する計画を持っているという。

捉えた開発車両は、ヘッドライトやテールライトにダミーパーツが装着されており、ディテールは不明だ。しかし情報によると、ホイールベースが延長され、ボディが拡大、高い乗車高になりSUV寄りのスタンスに進化するという。またこのプロトタイプは、巨大キドニーグリルを装備している可能性がありそうだ。

キャビン内では、マイクロ光学とホログラフィーに基づく新しいディスプレイテクノロジー、拡張現実ヘッドアップディスプレイ、ジェスチャー機能などを備えた最新インフォテイメントシステムも期待できるだろう。

ワールドプレミアは、2021年内と予想されている。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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