トヨタ、スバルを持分法適用関連会社化へ 新型AWD車や 86/BRZ 次期モデルなど共同開発を加速

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トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は9月27日、新たな業務資本提携に合意。トヨタはスバル株式を追加取得し、持分法適用の関連会社化する。

両社は、2005年に業務提携で合意して以来、スバルによるトヨタ車両受託生産や、トヨタからスバルへの車両供給、FRスポーツカー『86』『BRZ』の共同開発など、協業に取り組んできた。また、今年6月にはスバルのAWD(全輪駆動)技術とトヨタの電動化技術を活用した、EV専用プラットフォームおよびEV車両開発にも取り組むことで合意している。

今回合意した業務資本提携では、トヨタがスバル株式を追加取得する。現在トヨタが保有するスバル株式は議決権比率16.83%だが、これを20%に達するまで追加取得。スバルはトヨタの持分法適用の関連会社となる。一方スバルは、トヨタがスバル株式の取得に要した金額と同額(800億円上限)に相当するトヨタ株式を取得する。

両社は業務資本提携により協力関係を発展・強化。AWDモデルや86/BRZ次期モデルの共同開発、スバル車へのTHS(トヨタハイブリッドシステム)の搭載拡大、コネクティッド領域での協調、自動運転分野での技術連携などを進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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