コマツ、バッテリー駆動式ミニショベルなど2製品が2019年度グッドデザイン賞を受賞

コマツ バッテリー駆動式ミニショベル
コマツ バッテリー駆動式ミニショベル全 2 枚
コマツの「バッテリー駆動式ミニショベル」とホイールローダー「WA470-10」が、「2019年度グッドデザイン賞」を受賞した。

バッテリー駆動式ミニショベルは、充電器や高電圧変換ユニットを新規開発することで、性能を犠牲にすることなく、騒音・振動・排気の問題を解決。車体後部の大容量バッテリーを、従来のカウンターウェイトの代わりにしており、旋回時のコンパクトさを確保するとともに、スクエアなフォルムをバッテリー駆動式を表すデザイン上のアイコンとした。

ホイールローダー WA470-10は、ガラス面積を最大化することで視界を大きく広げたキャビン、オペレータのリクライニングに配慮してスラントさせたリアガラス、樹脂製の電動軽量エンジンフード、シャークフィン形状の排熱ダクトなど、環境性能・安全性能だけでなく、操作性・快適性・整備性も進化させた。

今回の受賞では、従来の建設機械で問題になりやすかった騒音・振動・排気の問題を解決し、操作性・快適性・整備性等を進化させた点が高く評価された。なお両モデルとも2019年度中の市場導入が予定されている。

グッドデザイン賞は、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。

《纐纈敏也@DAYS》

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