中国の吉利ホールディンググループ(以下、ジーリー)が2016年に立ち上げたブランド、「LYNK & CO」初のクロスオーバーSVUとなった『01』に、「LWB」(ロングホイールベース)バージョンが設定されることが確実となった。
「01」は、同じジーリー傘下であるボルボ『XC40』と同じ「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を採用した「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」で、発売から137秒で6000台を受注した伝説を持つモデルだ。
捉えた開発車両は、ベースモデルより明らかに長いリアオーバーハングやホイールベース、極太のBピラーやCピラーなどが見てとれ、大人7人が余裕で乗車可能な3列シートを持つという。
パワートレインは、最高出力190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン、及び最高出力180psの1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンと、最高出力82psを発揮する電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドが予想されている。ベースモデルのEV走行は31マイル(51km)とされているが、LWBでは車重が増えるため若干短くなるだろう。
Lynk & Co 01 LWB開発車両 スクープ写真キャビン内では、デジタルゲージクラスタ、10.2インチの大型タッチスクリーンインフォテイメントディスプレイを装備、アルカンターラなど高級素材を使用したトリムなども予想される。
「01 LWB」のワールドプレミアは最速で2019年内、遅れれば2020年になるだろう。
Lynk & Co 01 LWB開発車両 スクープ写真