「願いのくるま」がベスト100選出、終末期の人が望む旅をサポート…グッドデザイン2019

母校の教え子の大会を観戦したい(「願いのくるま」の活動)。
母校の教え子の大会を観戦したい(「願いのくるま」の活動)。全 3 枚
一般社団法人願いのくるまが推進するボランティア活動「願いのくるま」が、「2019年度グッドデザイン・ベスト100」に選出された。

グッドデザイン・ベスト100は、2019年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件。この中から、今後さらに審査して「グッドデザイン大賞」などの特別賞が決定される。

願いのくるまとは、ターミナルケア(終末期の医療・看護)を受けている人を対象に、「その人が望む場所」へと無料で運ぶ日本初のボランティア活動。QOL(Quality of life)向上への貢献を目指し、事故車買取事業を展開するタウからの支援を受け活動している。2018年1月から始動し、これまでに20回の活動を通じて利用者の旅をサポートしてきた。

今回の受賞では、願いのくるまを通じて「利用者の最期の夢を叶える」、「家族の想いを叶える」、「医療では実現できない夢を叶える」といった、「関わる人全ての人が幸せになれる」という点が高く評価された。

なお、10月31日から5日間にわたり、東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」にて、「願いのくるま」が特別展示で紹介される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る