ホンダ シビック セダンに2020年型、米国発売

スポーティさを増した「スポーツ」グレード

最新のホンダセンシング

2.0リットルと1.5リットルターボを設定

ホンダ・シビック・セダン の2020年モデル
ホンダ・シビック・セダン の2020年モデル全 22 枚

ホンダの米国部門、アメリカンホンダは10月8日、『シビックセダン』(Honda Civic Sedan)の2020 年モデルを米国で発売した。

スポーティさを増した「スポーツ」グレード

現行『シビック』は10世代目モデルだ。2015年秋、米国でセダンの販売を開始した。2017年9月には、日本市場にも復活導入を果たしている。この現行シビックセダンがデビューからおよそ4年を経て、2020年モデルが米国で登場した。

2020年モデルでは、「スポーツ」グレードが、ブラック塗装のリアスポイラー、ブラックグリル、グロスブラックトリム付きフォグランプ、センターマウントクロームエグゾーストフィニッシャーを装備した。これは、「シビックSi」と同様の演出になる。

インテリアは、スポーツの場合、赤いメーター指針、革巻きステアリングホイール&シフトレバー、パドルシフト(CVT車)、アルミ製スポーツペダル、人工レザー+クロスの専用シートを採用した。ホンダ・シビック・セダン の2020年モデルホンダ・シビック・セダン の2020年モデル

また、全車が最新のディスプレイオーディオシステムを搭載し、新しいインターフェースを導入する。Bluetooth機能も標準装備した。Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応する。7インチデジタルTFTメーターも装備した。ステアリングコントロールスイッチにより、直感的な操作性を追求している。

最新のホンダセンシング

2020年モデルには、ホンダの先進運転支援システム、「ホンダセンシング」の最新バージョンを搭載した。ホンダセンシングは、ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調することで、運転や事故回避を支援する先進運転支援システムだ。

衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線逸脱警告、アダプティブクルーズコントロール、交通標識認知機能、レーンキーピングアシスト、前方衝突警告、「レーンウォッチ」と呼ばれるサイドビューカメラなどが標準装備された。さらに2020年モデルでは、全車に自動ハイビームを標準装備し、利便性を高めている。ホンダ・シビック・セダン の2020年モデルホンダ・シビック・セダン の2020年モデル

また、トラクションコントロールを備えたVSA、運転席&助手席のフロントエアバッグとサイドエアバッグ、ロールオーバーセンサーを備えたサイドカーテンエアバッグ、電子ブレーキディストリビューション(EBD)、ブレーキアシスト、ホンダの新世代ACEボディ構造も採用している。

2.0リットルと1.5リットルターボを設定

スポーツのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンだ。最大出力は158hp、最大トルクは19.1kgmを引き出す。

「ツーリング」と「EX」系グレードには、ダウンサイズの1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は174hp。最大トルクは6速MTが23.1kgm、CVTが22.4kgmを獲得した。

スポーツではCVTだけでなく、6速のマニュアルトランスミッションが選択できる。足回りには、専用のショックアブソーバーとリアアンダーコントロールアーム、高剛性のフロントスタビライザーバーにより、ハンドリング性能を高めた。さらに、シビックSiと同じオールシーズンパフォーマンスタイヤ+18インチアルミホイールを装備している。

なお、アメリカンホンダは、2020年モデルのベース価格を、1万9750ドル(約211万円)と発表している。

《森脇稔》

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