「最速」より「興奮」…ポルシェ 911 GT3ツーリング 新型をスクープ!MT採用は?

ポルシェ 911 GT3ツーリング 開発車両(スクープ写真)
ポルシェ 911 GT3ツーリング 開発車両(スクープ写真)全 17 枚
ポルシェ『911 GT3』新型に設定される「ツーリングパッケージ」の最新プロトタイプをカメラが捉えた。「ツーリングパッケージ」は、1973年の『911カレラRS』、通称「ナナサンカレラ」を元祖とし、伝統的なドライビングプレジャーを重視するスポーツカーファン向けのモデルだ。

この新型でも、最速レコードではなく、運転する興奮に重点を置いて開発されたという。

捉えたプロトタイプは、ボンネットフードにエアインテークを装備するなど、同じく開発中の992世代『GT3』と同じフロントエンドを持っているようだ。

違いは、巨大なリアウィングの代わりにベースの911と同じ滑らかかつコンパクトなウィングを装備している点。さらに、上向きに傾斜するアクティブスポイラーが組み込まれている。またデュアルエキゾーストパイプ、アグレッシブなデュフューザーも見てとれ、高性能モデルであることが確認できる。

992世代GT3ファミリーのパワートレインには、既存の4.0リットル自然吸気フラット6エンジンの改良バージョンが搭載される見込みだ。GT3ツーリングでは最高出力は550psと予想され、現行型の494psから大きくアップデートされる。現行型では6速MTが採用されているが、3ペダルのセットアップが新型にも適用されるかは未定だという。

ポルシェは、「ターボ」「GTS」を始め多数の911派生モデルの発表を控えており、GT3やGT3ツーリングのワールドプレミアは2020年以降となりそうだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る