アウディ(Audi)は10月9日、2019年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、およそ135万7100台。前年同期比は3.6%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
市場別では、欧州が減少傾向にある。1~9月は59万5150台にとどまり、前年同期比は3.4%減と2年連続のマイナスだ。このうち、地元ドイツも1.4%減の21万5515台と、2年連続で前年実績を割り込む。
英国は1~9月、11万3336台を売り上げ、前年同期比は8.7%減と、2年連続で減少した。スペインは12.1%減の3万9589台と、マイナスに転じた。イタリアは1.7%増の4万7811台と回復。フランスも4万2346台を売り上げ、前年同期比は2.6%増と回復を果たした。
中国(香港を含む)は49万1040台を売り上げ、前年同期比は1.7%増と2年連続で増加した。一方、米国は15万8471台にとどまり、前年同期比は5.3%減とマイナスに転じている。
アウディ A8 新型車種別実績では、欧州では新型『Q3』が伸びている。米国では、『A6』が128%増、『A7スポーツバック』が108%増、『A8』が161.7%増と好調だ。
アウディの2018年世界新車販売は、181万2500台。前年比は3.5%減とマイナスに転じている。
アウディA6セダン新型