ポルシェとボーイング、空飛ぶ車を共同開発へ プレミアムな都市型エアモビリティ

ポルシェとボーイングが共同開発する空飛ぶ車のイメージ
ポルシェとボーイングが共同開発する空飛ぶ車のイメージ全 2 枚

ポルシェ(Porsche)は10月10日、ボーイング(Boeing)と提携を結び、空飛ぶ車を共同開発することで合意した、と発表した。

ポルシェコンサルティングによる2018年の調査では、都市における空飛ぶ車が、2025年以降に実用化されると予測されている。都市を空飛ぶ車で移動することは、地上を走行するよりも迅速かつ効率的に目的地に到着することを可能にする。

ポルシェとボーイングは今回の提携により、両社が持つ独自のノウハウを活用しながら、プレミアムな都市型エアモビリティの研究開発に共同で取り組む。

ポルシェとボーイング、ボーイングの子会社のオーロラフライトサイエンスは、垂直離着が可能な空飛ぶ電動車を開発している。両社のエンジニアと、ポルシェの子会社のポルシェエンジニアリングサービス、スタジオFAポルシェが、プロトタイプの製作とテストを行う。

ポルシェは、プレミアムモビリティのリーディングブランドになることにより、スポーツカーメーカーとしての地位を強化する。空飛ぶ車は長期的に、移動を3次元に移行させる可能性がある、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る