ルノー キャプチャー 新型、欧州発売へ…初のPHVは2020年

ルノー日産三菱の新世代車台

クラス最大の9.3インチディスプレイ

PHVのEVモードは最大45km

ルノー・キャプチャー 新型
ルノー・キャプチャー 新型全 19 枚

ルノーは、新型『キャプチャー』(Renault Captur)を欧州市場で発売すると発表した。

画像:ルノー・キャプチャー 新型

キャプチャーは、ルノーのコンパクトクロスオーバー車だ。2013年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2013で初公開された。この初代キャプチャーは世界90か国以上で、累計150万台を販売し、アーバンSUVのベストセラー車になった。このキャプチャーがデビューから6年以上が経過し、モデルチェンジを実施した。新型は、2世代目モデルとなる。

ルノー日産三菱の新世代車台

新型キャプチャーは、ルノー日産三菱アライアンスが開発した新世代の「CMF-B」プラットフォームを、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)に続いて採用する。ルノーの最新のデザイン言語も導入した。ボディサイズは初代に対して110mm長く、より高い位置に置かれたウエストラインが、SUVらしさを強調する。フロントとリアには、スキッドプレートを装着した。ホイールアーチエクステンションも装備される。

ヘッドライトは、フルLEDを標準装備する。最近のルノー車に共通するCシェイプのデイライトランニングライトを組み込む。ランプの中には、クロームがあしらわれた。フロントバンパーは、2つのエアディフレクターが装備されており、エアロダイナミクス性能を追求した。スリムなテールライトにも、Cシェイプが表現されている。

全長が初代よりも110mm伸びた効果で、室内スペースが拡大した。後席足元の空間は、17mm以上増えた。後席には、最大160mmの前後スライド機能が採用される。トランク容量は初代よりも81リットル増えて、536リットルを確保している。ルノー・キャプチャー 新型ルノー・キャプチャー 新型

クラス最大の9.3インチディスプレイ

インテリアは、初代よりも広いスペースやテクノロジーを備えた高品質なデザインを目指した。ドライバーに向かってわずかに傾いた「スマートコックピット」レイアウトを採用する。ダッシュボード、ドアパネル、センターコンソールは、ソフトな素材で仕上げている。

クラス最大サイズのインフォテインメントディスプレイとして、オプションで9.3インチを設定する。縦長のレイアウトとわずかに湾曲したスクリーンにより、使いやすさを追求した。新開発のルノー「EASY LINK」マルチメディアシステムは、ナビゲーションシステムやインフォテインメントサービス、「MULTI-SENSE」の設定などへのアクセス性を高めている。

ドライバー正面のメーター内には、TFTデジタルスクリーンとして、7インチまたは10インチを採用する。10インチの場合、矢印だけによるナビ表示「ターンバイターン」が行える。シフトレバー周辺には、スマートフォンのワイヤレス充電のためのパッドがレイアウトされている。ルノー・キャプチャー 新型ルノー・キャプチャー 新型

PHVのEVモードは最大45km

新型には、初代にない電動モデルとして、ルノーグループが新開発したプラグインハイブリッド(PHV)技術、「E-TECH」搭載車を設定する。E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。システムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量9.8kWhのバッテリーを組み合わせる。

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。

EVモードでは、最大45kmのゼロエミッション走行が可能だ。EVモードの最高速は135km/hとした。このE-TECH搭載車は2020年、欧州で発売される予定だ。

《森脇稔》

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