富山ライトレールが最後の運転体験会…2020年3月の路面電車南北接続を機に富山地鉄と合併 11月23日

運転体験会の様子。
運転体験会の様子。全 5 枚

富山県富山市の富山駅北停留場と岩瀬浜駅を結ぶ富山港線を運営する富山ライトレールは11月23日、同社最後の運転体験会・車両基地見学会を開催する。

富山市の発表によると、富山駅の北側を走る富山ライトレール富山港線と、南側を走る富山地方鉄道(富山地鉄)富山市内軌道線の接続に伴なう両社の合併や、軌道運送高度化実施計画の変更が9月30日に認可・認定され、2020年3月21日に両線の直通運行(南北接続)が開始される運びとなった。

これに備え、富山市内軌道線は北陸新幹線が開業した2015年3月に富山駅直下の富山駅停留場への乗入れを実現。富山ライトレールでは今年8月3日に富山駅北停留場が仮停留場へ移設され、南北接続の工事が進められている。

南北接続後は富山地鉄が存続会社となるため、富山ライトレールは2004年4月に設立されて以来、16年の歴史に幕を閉じることになった。

最後の運転体験会・車両基地見学会は午前の部が10時~11時30分、午後の部が13時30分~15時に富山ライトレール本社と車両基地で開催され、各回小学生以上10人程度を募集。参加費用は3000円。申込みはハガキまたはメール、ファックスで富山ライトレール経営企画課「11月23日開催ポートラム運転体験会係」まで。締切は11月10日(必着)。申込み多数の場合は抽選となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る