欧州新車販売、日本メーカーはトヨタ/マツダ/三菱が増加 2019年1-9月

5大主要国ではドイツのみプラス

アルピーヌは新型A110効果で2.6倍に

メルセデスベンツは2年ぶりに増加

トヨタとレクサスはともにプラス

トヨタ・カローラ・ハイブリッド(欧州仕様)
トヨタ・カローラ・ハイブリッド(欧州仕様)全 11 枚

ACEA(欧州自動車工業会)は10月16日、2019年1~9月の欧州全域(EU+EFTA全30か国)の新車(乗用車)販売結果を発表した。総販売台数は1211万5927台。前年同期比は1.6%減とマイナスに転じた。

画像:各社の欧州主力車

5大主要国ではドイツのみプラス

5大主要国では、ドイツが前年同期比2.5%増の274万0158台とプラスを維持した。英国は186万2271台にとどまり、前年同期比は2.5%減と、引き続き前年実績を下回る。フランスは、前年同期比1.3%減の164万1367台と後退した。イタリアは1.6%減の146万7668台と減少傾向にある。スペインは、7.4%減の96万5339台と減少に転じた。

主要9社の販売実績は、首位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年同期比1.3%減の295万8415台と後退した。主力のVWブランドは3.9%減の133万9576台と2年ぶりのマイナス。アウディブランドは4.9%減の58万0696台と引き続き減少した。

2位はPSAグループ。2019年1~9月実績は、前年同期比0.2%減の195万6666台とマイナスに転じた。その内訳は、プジョーが1.9%減の73万8648台、シトロエンは6.2%増の50万0008台だった。DSは1.5%減の3万5739台だった。

アルピーヌは新型A110効果で2.6倍に

3位はルノーグループ(ダチアを含む)。その販売台数は126万5017台。前年同期比は2.4%減と後退した。主力のルノーブランドは、8.8%減の80万7640台とマイナスに点じた。アルピーヌは新型『A110』効果で、前年同期のおよそ2.6倍の3614台を販売した。

4位は韓国のヒュンダイグループ。2019年1~9月は、前年同期比0.8%増の81万8012台を売り上げた。

5位はBMWグループ(MINIを含む)。2019年1~9月は77万6337台にとどまり、前年同期比は0.2%減と2年連続のマイナスだ。BMWブランドは、前年同期比0.7%減の61万2769台と減少傾向。一方、MINIブランドは1.7%増の16万3568台と、引き続き前年実績を上回った。

メルセデスベンツは2年ぶりに増加

6位はダイムラー(メルセデスベンツとスマート)。その販売台数は75万2557台。前年同期比は3.7%増と2年ぶりに前年実績を上回った。ブランド別では、メルセデスベンツが3.5%増の67万3544台と、2年ぶりに増加した。スマートは7万9013台を売り上げ、前年同期比は5.6%増と2年連続で増加した。

7位はFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループ(ランチアやアルファロメオを含む)。その販売台数は74万0990台で、前年同期比は10.2%減と、2年連続のマイナスだ。ブランド別では、アルファロメオが41.8%減の4万1378台と後退。ランチア(クライスラーを含む)は29.2%増の4万5806台とプラスに転じた。主力のフィアットブランドは、11%減の51万5952台と2年連続のマイナス。ジープブランドは、0.8%増の13万2365台とプラスを維持した。

8位のフォードモーターは、73万9639台を販売。前年同期比は3.9%減と、引き続き前年実績を下回る。

トヨタとレクサスはともにプラス

9位のトヨタグループ(レクサスを含む)は、61万2394台を販売した。前年同期比は2.5%増だった。その内訳は、トヨタブランドが1.6%増の56万9903台、レクサスブランドが16.6%増の4万2491台だ。

その他の日本メーカーでは、日産が30万5573台にとどまり、前年同期比は25.8%のマイナス。マツダは0.3%増の18万4295台と堅調だった。三菱も6.6%増の11万6264台と好調。ホンダは9万5406台にとどまり、前年同期比は12.9%のマイナスだった。

2018年の欧州全域(EU+EFTA全30か国)の新車販売結台数は1562万4486台。前年比は0.1%減と、5年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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