GM、新労働協約で暫定合意…1か月の全面ストが収束の可能性

米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル全 1 枚

GM(General Motors)は10月17日、UAW(全米自動車労働組合)との間で、新たな労働協約に関して暫定合意した、と発表した。

GMと労働組合との間では、医療費の負担の軽減や雇用の確保を巡る労使交渉が決裂。GMの米国のすべての工場では、従業員によるストライキが9月中旬から、およそ1か月続いている。現在、米国内の工場では、シボレーやキャデラックなど、GMの全4ブランドの車両が生産できない状態にある。

GMは10月17日、UAWとの間で、新たな労働協約に関して暫定合意したと発表した。これにより、1か月に及んでいる全面的なストライキが、収束に向かう可能性が出てきた。

GMは、「将来に渡って、従業員、ディーラー、サプライヤーが事業を継続し、地域社会のために貢献することを目指してきた」とコメント。

さらにGMは、新たな労働協約は、雇用の創出と投資の拡大を通じて、米国製造業へのコミットメントを反映するもの、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る