3モーターのテスラ モデルS、最強のプロト車両がニュル降臨…巨大ディフューザーに注目

テスラ モデルS Plaid 開発車両(スクープ写真)
テスラ モデルS Plaid 開発車両(スクープ写真)全 11 枚

テスラは9月、『モデルS』の高性能モデルにより、ニュルブルクリンクでポルシェ『タイカン』の4ドアEVセダン最速レコードに挑んだばかり。その市販型となる車両を、カメラが初めて捉えた。

捉えたプロトタイプは、カーボンセラミックブレーキ、ミシュランカップ2Rパフォーマンスタイヤ、リア・スポイラー、ワイドフェンダーなどタイムアタック時と同様の装備が見てとれるが、フロントのサイドエアインテークは修正されているようだ。

テスラ モデルS Plaid 開発車両(スクープ写真)テスラ モデルS Plaid 開発車両(スクープ写真)
しかし、最も顕著な違いは、クレイジーとも言えそうな巨大リアディフューザーだろう。またフロントフェンダー後部にエアアウトレットを装備し、ブレーキ冷却、空力性能の向上が図られる。さらにはテールライトのグラフィックも変更されており、専用のデザインとなりそうだ。

注目は、「Ludicrous」モードを超えるパフォーマンスを発揮する高性能パワートレイン「Plaid」(プレイド)を備えている点だ。「モデルS 100D」が2つのモーターを装備するのに対し、この新パワートレインは3つのモーターを持つと伝えられており、その詳細は近々発表されるという。

テスラは先月、ニュルブルクリンクにて7分20秒を記録し、タイカンの持つ7分42秒を圧倒するレコードで更新した。ただしこの数値は、テスラが独自で記録したものであり、公式記録とはされていない。同社では、10月にも7分05秒と驚異的なレコードを出すことを示唆しており、レクサス『LFA』の7分14秒64をも凌駕する記録が出るのか注目される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る