ホンダ CRF1100Lアフリカツイン 改良新型、排気量アップの新エンジンで動力性能向上

ホンダ CRF1100LアフリカツインDCT(海外モデル)
ホンダ CRF1100LアフリカツインDCT(海外モデル)全 12 枚

ホンダは、大型アドベンチャーモデル『CRF1100Lアフリカツイン』と、大容量燃料タンクなどを装備する『CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ』を2020年2月14日に、電子制御サスペンション採用の『CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES』を2019年12月13日に発売する。

【画像全12枚】

新型車は2016年に発売されたCRF1100Lアフリカツインの開発コンセプト「True Adventure」を踏襲しながら、排気量を従来の998ccから1082ccに拡大。動力性能を向上させるとともに、徹底した軽量化による運動性能向上を図るなど、扱いやすさとトータルバランスを進化させた。

新設計のフレームは従来モデルに対して約1.8kgの軽量化を達成し、走行性能の向上を図るとともに、さまざまな走行シーンで要求される剛性バランスを高次元で両立させた。別体化したアルミ製リアフレームは、前方部の幅を従来モデルより40mm細くすることで足つき性を向上。シート高は830mmと810mmの2段階で調整可能となっている。

パワーユニットは新設計の水冷直列2気筒1082ccエンジンを搭載し、出力・トルクを向上させた。また、スロットルバイワイヤの応答速度を向上させ、よりリニアな反応を実現。シリンダーヘッド、スロットルボディを刷新するとともに、インジェクターの配置を最適化し、燃焼効率も高めている。

トランスミッションは、クラッチ・シフト操作不要のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)と、マニュアルトランスミッション(MT)の2タイプを設定した。DCTはIMU(慣性計測装置)を用いたコーナリング走行検知制御の追加により、シフトタイミングをライダーの感性に近づけるとともに、発進制御の熟成による滑らかな走り出し、変速制御の熟成によるスポーツフィーリング溢れるダイレクト感を実現。MTには、変速時のクラッチ操作とスロットル操作を不要とするクイックシフターをオプション設定する。

また、4つのあらかじめ設定されているライディングモードと任意で設定できる2つのライディングモードを採用し、さまざまな走行状況に対応した楽しいライディングを可能とする。オンロード/オフロードの2モードを備えたABSは、それぞれの走行状況にあった制動性能を実現。IMUから得られるバンク角に応じて制動力をコントロールする、コーナリングABSによりコーナリング中のブレーキ操作時のホイールロックを抑制する。また、ホンダセレクタブルトルクコントロールは、前輪の浮き上がりを3段階で抑制するウイリーコントロールを新たに追加するとともに、IMUから得られる車両状態に応じ後輪のスリップをより緻密に制御することで、ライダーの姿勢変化が少ない快適な走行に寄与。メーターからの情報を的確に認知できる大型6.5インチTFTカラーディスプレイも新たに採用する。

スタイリングは、アフリカツインの伝統をより濃く感じさせるデザインへと昇華させ、CRF1100Lアフリカツインは「グランプリレッド」1色を、CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツは「パールグレアホワイト」1色を、CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツESは「パールグレアホワイト」と「ダークネスブラックメタリック」の2色を設定した。

価格はCRF1100Lアフリカツインが161万7000円、同DCTが172万7000円、CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツが180万4000円、同DCTが191万4000円、CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツESが194万7000円、同DCTが205万7000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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