Aクラス最強ホットハッチ「メルセデスAMG A45S 4マチック+」発表、最高出力421ps 価格790万円

メルセデスAMG A45S 4マチック+(右はエディション1)
メルセデスAMG A45S 4マチック+(右はエディション1)全 3 枚

メルセデス・ベンツ日本は、『Aクラス』(Mercedes-Benz A-Class)に高性能ホットハッチ、メルセデスAMG「A45S 4マチック+」を追加、発表記念特別仕様車メルセデスAMG「A45S 4マチック+ エディション1」とともに、10月25日より注文受付を開始した。納車は11月以降の予定。

パワーユニットは、完全新設計の2.0リットル直列4気筒ターボエンジン「M139」を搭載。新エンジンはターボチャージャー内の機械的摩擦を低減することで最大過給圧2.1barを実現。量産2.0リットル4気筒エンジン世界最強となる最大出力421ps、最大トルク500Nmを発生する。この圧倒的なパワーをAMGスピードシフトDCT 8Gでコントロールし、パフォーマンス志向のトルク可変配分四輪駆動AMG 4マチックにより路面に伝達。最強ホットハッチに相応しい俊敏かつダイナミックな走りを実現する。

高出力化に対応すべく、シャーシも強化。アルミニウムのプレートをエンジンルーム下部に設けたほか、ストラットタワーバーなどで追加補強を施している。また、サスペンションもすべてのコンポーネントに対して徹底的な見直しを行い最大横加速度をアップ。ブレーキシステムは、フロントに6ピストン固定キャリパーと360×36mmディスク、リアには1ピストンフローティングキャリパーと330×22mmディスクを装備し、耐フェード性を高めるとともに制動距離も短縮している。また、6つ(スリッパリー:滑りやすい/コンフォート/スポーツ/スポーツプラス/レース/インディビジュアル)のドライブモードを用意。エンジン、トランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどを制御し、様々な状況に応じた最適な走りを支援する。

エクステリアでは、コンパクトモデルで初めて、フロントに下側の幅が広く縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルを採用した。また、左右の外側エアインテークを横方向に走るフィンと幅を広げた中央下側のエアインテークによりワイドな印象を強調。リアにはルーフスポイラーや専用デザインの大型リアディフューザー、円形のデュアルエグゾーストエンドを装備する。

標準のフロントシートは、ヘッドレストとバックレストが一体化したセミバケットタイプのスポーティなデザイン。さらにAMGパフォーマンスパッケージを選択することでサイドサポートが高く、メルセデスAMGのトップモデルに採用される「AMGパフォーマンスシート」が装備される。また、AMGトラックペースも装備。サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録できる。

そのほか、最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザーエクスペリエンス)」や、進化した安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を搭載。快適性や安全性能も高めている。

発表記念特別仕様車のメルセデスAMG A45S 4マチック エディション1は、目を惹くサンイエローと、designoマウンテングレーマグノの2色からエクステリアカラーを選択可能。サイドにはグレー(サンイエロー)またはイエロー(designoマウンテングレーマグノ)の専用デカールを組み合わせる。

インテリアにはイエローのアクセントステッチの入った専用のチタニウムグレー/ブラックツートーンレザーのAMGパフォーマンスシートを採用。インテリアトリムにはAMGのロゴが入ったダークアルミニウムの専用トリムを装着するなど、特別感のあるインテリアに仕上げている。

価格はメルセデスAMG A45S 4マチック+790万円、エディション1が919万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る