「めざせ転ばないバイク」ヤマハの次世代3輪モビリティ『MW-VISION』はバックもできる…東京モーターショー2019

ヤマハ MW-VISION(東京モーターショー2019)
ヤマハ MW-VISION(東京モーターショー2019)全 17 枚

ヤマハ発動機は「東京モーターショー2019」に、世界初公開6モデルを含む18モデルを出展。会場でアンベールされたのは、「転ばないバイク」の実現に向けたヤマハの技術の集大成ともいえる次世代パーソナルモビリティ『MW-VISION』だった。

【画像全17枚】

MW-VISIONは、ヤマハのLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーを用いて、人とモビリティの新しい関わり方を提案する3輪の次世代パーソナルモビリティ。コクーンボディに、リーン(傾き)制御技術とリバース機能を搭載する。

今回のショーで初公開となった『トリシティ300』や、3輪スポーツバイク『ナイケン』と同じく、フロントに2輪、リアに1輪の3輪モビリティ(=LMW)だが、従来のLMWと大きく違うのは姿勢制御システムにより自立が可能な点だ。ヤマハは転ばないバイク『モトロイド』を前回の東京モーターショーで発表したが、MW-VISIONはその発展系といえるだろう。

またMW-VISIONには、ヤマハ株式会社の音響システムとデジタルサラウンド音響技術を活用した「音と光による人とモビリティのインタラクティブ(相互作用)なコミュニケーション」を盛り込んだという。これらによって、「ロボティクス技術とモビリティ技術の融合が可能にする『人の感性に寄り添うモビリティ』を提案する」としている。

ヤマハ日高祥博社長は、「マシンと一体化してリーンするコーナリングの爽快感に、安心感と快適をプラスした新たな感動を多くの人々に提供することを目指した。姿勢制御システムによる低速時のライダーアシスト、モトロイドをはじめとする各種研究活動により『めざせ転ばないバイク』という私たちのチャレンジはここまで進んできた。安心と快適、そしてファン、ヤマハは人に寄り添ったものづくりで、パーソナルモビリティの需要創造にチャレンジする」と語った。

ヤマハはMW-VISIONのほか、AI画像認識による自律走行をおこなう“陸上のドローン”『Land Link Concept』、電動スクーターコンセプトの『E01』『E02』、レースで走ることをイメージしたE-BIKE(電動アシスト自転車)『YPJ-YZ』を世界初公開している。これらは東京モーターショー2019、東京ビッグサイト西2ホール会場で見ることができる。

《宮崎壮人》

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