【F1 メキシコGP】フェルスタッペンが最速もペナルティでグリッド降格…ルクレールがポールポジション

F1メキシコGP
F1メキシコGP全 10 枚

メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで26日、F1メキシコGPの公式予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムをマークしたがペナルティ。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションとなった。

Q1はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が1分15秒949を記録してトップ、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が0.2秒差で2番手と、レッドブル・ホンダが順調な滑り出しを見せた。Q2では最初のアタックでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分15秒914でトップ、0.2秒差でフェルスタッペンが続いた。最後のアタックでは、Q3進出確定時点でアタックをやめたフェラーリとレッドブル・ホンダの4台に対し、メルセデスの2台はアタックを敢行。ルイス・ハミルトンが1分15秒721でトップ、バルテリ・ボッタスが0.1秒差の2番手となった。

Q3は1回目のアタックでフェルスタッペンがそれまでの最速を大きく縮める1分14秒910を記録してトップ。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分15秒024、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分15秒170で続いた。終了間際に行われた最後のアタックでは、各車区間最速タイムを塗り替えながらの激しいアタック合戦となったが、最終コーナーでボッタスがクラッシュ。これでボッタスの後ろでアタックしていたマシンはタイムを更新できず、フェルスタッペンのタイムを上回るものは現れなかった。

しかし、フェルスタッペンはタイムを更新して1分14秒758を記録。これは予選後審議となり、イエローフラッグ無視で3グリッド降格のペナルティを受けることになった。

2番手はルクレールで、フェルスタッペンの降格によりポールポジションからスタートすることになる。以下ベッテル、ハミルトン、アルボン、ボッタスのトップ6。トロロッソ・ホンダは2台ともQ3に進出し、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが10番手となった。

■F1メキシコGP 予選結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分14秒758
2. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分15秒024
3. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分15秒170
4. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分15秒262
5. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)/1分15秒336
6. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分15秒338
7. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分16秒014
8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分16秒322
9. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)/1分16秒469
10. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)/1分16秒586

以下Q2
11. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分16秒687
12. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)/1分16秒885
13. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分16秒933
14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分16秒967
15. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分17秒269

以下Q1
16. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分18秒065
17. ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分18秒436
18. ロマン・グロージャン(ハース)/1分18秒599
19. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分18秒823
20. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)/1分20秒179

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る