速報!!【WRC 第13戦】トヨタのオット・タナク、自身初のドライバーズチャンピオンに輝く…日本車勢16年ぶり

「トヨタ・ヤリスWRC」を駆り、2019年WRC王者となったオット・タナク(右)。隣はコ・ドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤ。
「トヨタ・ヤリスWRC」を駆り、2019年WRC王者となったオット・タナク(右)。隣はコ・ドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤ。全 3 枚

現地27日に終了した世界ラリー選手権(WRC)第13戦スペインで、「トヨタ・ヤリスWRC」で戦うオット・タナクが2019年のドライバーズチャンピオン獲得を決めた。トヨタにとっては25年ぶり、日本車勢としては16年ぶりの王者輩出。

最終戦のひとつ前となるスペイン戦をポイントリーダーとして迎えたタナクはこのラリーを総合2位、最終パワーステージ(ここのトップ5にドライバーズポイントのボーナス付与)を1位で終えて、自身初戴冠を果たすこととなった。トヨタ勢のWRCドライバーズチャンピオンは1994年のディディエ・オリオール以来。

トヨタは2017年に、1999年以来となるワークス参戦を再開。2年目の昨季は1999年以来のマニュファクチャラーズタイトルを獲得したが、ドライバーズチャンピオン輩出は復帰後初で25年ぶり。また、日本メーカー車に乗った選手の戴冠は2003年にスバルで王者になったペター・ソルベルグ以来16年ぶり。

第13戦スペインの優勝はヒュンダイのティエリー・ヌービル。なお、今季のマニュファクチャラーズタイトル争いは最終第14戦オーストラリアへと持ち越され、ヒュンダイが首位、連覇を狙うトヨタが2位で追う形勢となっている。

*上記はラリー終了時点の暫定順位等に基づくもの。ラリー詳報は追って掲載。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る