ルノーグループの売上高、日産向けの生産量の減少が影響 2019年第3四半期決算

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ルノーグループ(Renault Groupe)は10月25日、2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

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同社の発表によると、グループ全体の売上高は112億9600万ユーロ(約1兆3600億円)。前年同期の114億8400万ユーロに対して、1.6%減と2年連続のマイナスとなった。

このうち、本業の自動車部門の売上高は、96億6200万ユーロ(約1兆1635億円)。前年同期の100億5700万ユーロに対して3.9%減と、引き続き減少した。日産とダイムラー向けの生産量の減少、イラン市場からの撤退、欧州でのディーゼルエンジンの需要の減少などの影響を受けた。

一方、金融部門の第3四半期の売上高は、8億4300万ユーロ(約1015億円)。前年同期の8億ユーロに対して、5.4%増とプラスを維持した。

ルノーグループの2018年通期決算は、売上高が前年比2.3%減の574億1900万ユーロと、6年ぶりのマイナスだった。また、2018年通期の純利益は、36.6%減の33億0200万ユーロと、5年ぶりの減益になっている。

《森脇稔》

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