GMが7%減益、40日間のストによる生産停止が影響 2019年第3四半期決算

米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル全 2 枚

GM(General Motors)は10月29日、2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は354億7300万ドル(約3兆8610億円)。前年同期の357億9100万ドルに対して、0.9%減と2年ぶりに前年実績を下回った。

また、第3四半期の純利益は、23億5100万ドル(約2560億円)。前年同期の25億3400万ドルに対して、7.2%の減益となった。

減益となった大きな要因が、全米の工場で40日間続いたストライキだ。ストライキによる生産停止が、およそ10億ドルの税引き前利益の減少につながった。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「新しい労働協約が競争力や仕事の柔軟性を保ち、品質と生産性を向上させる。GMはコアビジネスの強化と、パーソナルモビリティの未来をリードすることに、引き続き注力していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  4. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  5. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る