ヤマハ発動機、ミドルクラスLMW『トリシティ300』を出展予定…EICMA 2019

ヤマハ・トリシティ300
ヤマハ・トリシティ300全 4 枚

ヤマハ発動機は、LMWテクノロジー搭載モデル第4弾となるシティーコミューター『トリシティ300』を、11月5日にイタリアで開幕する「ミラノモーターサイクルショー2019」(EICMA 2019)に出展する。

【画像全4枚】

トリシティ300は「The Smartest Commuting Way」をコンセプトに開発した、LMWのミドルクラスに位置するモデル。東京モーターショー2019で世界初公開した。

LMW機構は、大型スポーツモデル『ナイケン』で実績のある操舵軸とリーン軸をオフセットする「LMWアッカーマン・ジオメトリ」を採用し、新たに専用設計。LMW機構周辺の各パーツにおける寸法や位置関係で相互バランスをとり、安定感としなやかさを併せ持つ上質な乗り心地を実現する。

また、車両の自立をアシストする「チルトロックアシストシステム(TLA)」を同社モーターサイクル市販モデルとして初採用。LMW機構の上部にあるアームに取り付けたディスクを電動キャリパーでロックし、車両の自立をアシストする仕組みだ。TLAはサスペンションの機能と分離しているため、押し歩き時の小さな段差等での扱いやすさに貢献する。

フレームは細径パイプと板材を組み合わせた新設計で、強度と剛性のバランスを最適化。ステアリングパイプとフレームの接合部をボックス型とすることで高い剛性を確保し、ライダーに安定感としなやかな乗り心地をもたらす。エンジン搭載方法はリンク式を採用。搭載位置の最適化を施し、走行時にライダーに伝わる振動の低減を図っている。

ブレーキでは、独立した3つのブレーキ系統をそれぞれ最適に制御して車輪のロックを抑制するABSと、前後配分バランスを最適化したUBS(統合ブレーキシステム)を採用。UBSではリアブレーキを操作した際、システムのイコライザーがフロントブレーキと連動し、制動力の前後配分を最適化することで、制動時の車体挙動を低減する。

デザインコンセプトは「My Right Arm(ビジネスを支えてくれる右腕)」。LMWテクノロジーをデザインに活かすため、トリシティシリーズのブランドアイコンであるフロントの逆三角形を、上位機種にふさわしい立体感で表現した。さらにLMW機構が稼働する範囲に空間を設けることで軽快感を演出、ライダー中心のマス集中とサイドビュー・フロントビューでの「ハ」の字スタンスにより、LMW特有の踏ん張り感を織り込んだ。

ヤマハ発動機はこのほか、562ccエンジンやリア周りの新デザインなどを採用しモデルチェンジしたオートマチックスポーツコミューター『TMAX560』(来春以降国内発売予定)も出展する。【動画】東京モーターショー2019は“未来のモビリティ社会”をプレゼンテーション。臨海副都心エリアを広く活用したショー会場全体の様子を動画で紹介す…

《纐纈敏也@DAYS》

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