アキュラ NSX、最新市販車やレーサー3台を出展へ…SEMA 2019

1台目のNSXは最新の2020年モデル

2台目のNSXは最新レーサー

3台目のNSXは栄光の初代レーサー

アキュラ(ホンダ)NSX の2020年モデル
アキュラ(ホンダ)NSX の2020年モデル全 23 枚

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは11月5日(日本時間11月6日未明)、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー2019に、3台の『NSX』(Acura NSX)を出展すると発表した。

画像:アキュラ (ホンダ)NSX

現行の2代目NSXは2015年1月、デトロイトモーターショー2015でワールドプレミアされ、新世代のハイブリッドスーパーカーとして、復活を遂げた。日本ではホンダブランドで販売される。生産は、米国オハイオ州メアリーズビルに新設された「パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター」だけで行われている。

1台目のNSXは最新の2020年モデル

3台のNSXのうちの1台が、2020年モデルのNSXだ。新ボディカラーとして、インディイエローパールを設定する。この新色は、初代NSXに用意されていたスパイエローに敬意を表したものだ。スパイエローは、1997年から2003年の間に生産されたNSXのおよそ20%がまとっていた人気色。初代NSXの最後の2年間の2004年から2005年には、スパイエローはリオイエローに変更され、設定されている。

新色のインディイエローパールは、従来からのサーマルオレンジメタリック、ソースシルバー、カジノホワイトパールとともに、プレミアムカラーに指定されている。プレミアムカラーのオプション価格は、1000ドルだ。

2020年モデルには標準色として、130Rホワイト、カーバレッド、ベルリナブラックの3色をラインナップした。さらなる個性を求める顧客には、バレンシアレッドパールとヌーベルブルーパールが、6000ドルのオプションで選択できる。

インテリアは、ブラックのメリノレザーとアルカンターラ仕上げの軽量スポーツシートを設定した。オプションで、インディゴブルーのセミアニリンレザー+アルカンターラも用意する。セミアニリンのフルレザーパワースポーツシートでは、エボニーとレッドを設定する。衛星リンクナビゲーション、ELSStudioのプレミアムオーディオ、前後のセンサー、アルミスポーツペダルも標準装備した。

米国仕様の場合、NSX専用に新開発されたコンチネンタル「スポーツコンタクト6」タイヤを装着する。トレッドパターン、構造、ゴムコンパウンドを見直し、毎日の通勤から雨天走行、サーキットまで、あらゆる状況でハンドリング性能を高める。サーキット志向の顧客には、ピレリ「P Zero Trofeo R」をオプション設定している。

2020年モデルにも、ハイブリッドパワートレインを継続搭載する。軽量ボディのミッドシップに、直噴3.5リットル(3493cc)V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する。高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用。フロントにモーターを2個、リアに9速デュアルクラッチトランスミッションと一体設計する形で1個、合計3個のモーターをレイアウトした。前輪の左右を独立した2つのモーターを使い、四輪の駆動力を自在に制御するトルクベクタリングを可能にする電動式4WDハイブリッドとなる。

米国仕様車のスペックは、エンジンの最大出力が500hp/6500-7500rpm、最大トルクが56.1kgm/2000-6000rpm。モーターの最大出力が73hp。システム全体で573hpのパワーと、65.8kgmのトルクを獲得している。

2台目のNSXは最新レーサー

2代目のNSXは、レーシングカーの『NSX GT3 エボ』だ。市販車のNSXをベースに、FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションに適合させたレーシングカーとなる。ミッドシップには、市販車のNSXと同じ3.5リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載した。エンジンブロック、ヘッド、バルブトレイン、クランクシャフト、ピストン、ドライサンプオイル潤滑システムは、市販車から流用する。トランスミッションは、6速シーケンシャルだ。

NSX GT3 エボと市販車との最大の違いは、ハイブリッドシステムが搭載されない点だ。エンジンのパワーだけが後輪を駆動するMR(ミッドシップ・リアドライブ)車となり、市販車のNSXの特長である前/後輪へのモーターパワーのアシストはない。これは、FIAのGT3レギュレーションが、ハイブリッドと4WDを禁止しているためだ。3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、最大出力550hp、最大トルク65.7kgmを引き出す。

3台目のNSXは栄光の初代レーサー

3台目のNSXは、初代ベースのレーシングカーだ。1991年5月、実戦デビューした。1997年には、「リアル・タイム・レーシング」のピーター・カニンガム選手が、「SCCA(スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ)ワールドチャレンジ」のGTクラスにおいて、ドライバーズチャンピオンを獲得している。

リアル・タイム・レーシングの初代NSXは、1991~2002年シーズンの間、14レースに勝利し、チームに26度の表彰台をもたらした。現在、米国カリフォルニア州の「ピーター・カニンガム・コレクションホール」に収蔵されている同車が、SEMA2019に登場する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  2. ヤマハとホンダの『ゆるキャン△』っぽいやり取りにSNSほっこり…5月のモーターサイクル記事まとめ
  3. メインユニットとなる「モニターレス機」は誰向き?[カー用音響機材・チョイスの極意…メインユニット編]
  4. フォルクスワーゲン12車種、パワーステアリングのアシストが無効化のおそれ…5月掲載のリコール記事まとめ
  5. ヤマハとホンダの“仲良し投稿”にほっこり…「ゆるキャン」志摩リン&土岐綾乃の愛車がセットで立体化!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ステランティスと中国リープモーター、戦略的提携を拡大…スペイン工場でEV生産へ
  4. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  5. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
ランキングをもっと見る