【ボルボ S60 新型】木村社長「国産ラージセダンからの積極的な代替えを狙う」

ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長と新型『S60』
ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長と新型『S60』全 3 枚

ボルボ・カー・ジャパンは11月5日、都内のホテルで8年ぶりに全面改良したセダン『S60』の発表会を開催した。冒頭挨拶に立った木村隆之社長は「国産ラージセダンからの積極的な代替えを狙う」と高らかに宣言した。

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同社では、新型S60の導入に際して、ボルボのセダンオーナーはもちろんのこと、国産セダンを含めたさまざまなユーザーにインタビューを行った。そこでセダンに求める価値について3つの結論に達したという。

その一つはスタイリング。車高が低くて格好良く、クーペのようにフォーマルで飽きのこないこと。2つ目が使い勝手の良さ。リアドアは乗り降りだけでなく、荷物の出し入れを含めて実用性が高いこと。そして3つ目がSUVでは満たされない楽しさ。ドライビングプレジャーや高いボディ剛性、静粛性だ。

「新型S60は、セダンを求めるお客さまの3つの価値について、従来のボルボセダン以上に高い次元で応えていると確信している」と木村社長は自信を見せる。

特に、ボルボの代名詞でもある安全性については、最新の安全機能を全モデルに装備した。例えば、乗員のみならず車外の人をも守る先進安全・運転支援機能「インテリセーフ」を標準装備。そのうち、シティセーフティ(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)には、新型V60より導入した「対向車対応機能」も搭載した。

そのほか、対向車が接近しているときに自社走行車線から対応車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動で操作し、正面衝突を回避するための「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」や、交差点での右折時に直進する対向車と衝突する可能性が高まった場合に車両がブレーキをかけて衝突回避を支援する「インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)」なども装備。

「主なアピールポイントは4つ。まず低くて美しいセダンシルエット。全高を1435mmに抑えたこと。2つ目が先代のS60より全幅を15mmコンパクトにして1850mmにダウンサイジングしたこと。それによって、その数値以上に取り回しのいいセダンになった。3つ目が4種のパワートレインでそれぞれ違ったドライビングプレジャーを提供できること。そして、4つ目が世界最高水準の高い安全性。この4つを大々的にアピールして、国産からの代替えを狙う」と木村社長は強調。

また、同社が手がけるサブスクリプション(定額制)型サービス「スマボ」に、新しいプランを設定し、「定期的に乗り換えることで最新の安全機能が搭載された車に乗ることができ、価格面でもお得感がある」と木村社長は自信を見せていた。

《山田清志》

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