ZF、「MaaS アライアンス」に加盟…主要自動車サプライヤー初

ZFのロボタクシー
ZFのロボタクシー全 1 枚

ZFは11月7日、主要自動車サプライヤーとして初めて、「MaaS アライアンス」に加盟した、と発表した。

MaaS アライアンスは、ベルギー・ブリュッセルに本部を置く。MaaS (サービスとしてのモビリティ)構築に向けた共通基盤を作り出すことを目指している官民の連携団体だ。日本、韓国、米国を含めて、欧州からアジア環太平洋地域の87の会員で構成されている。欧州など世界各地において、MaaS の発展を促進するため、議論や情報発信など、さまざま活動に取り組んでいる。

大気汚染の原因になる都市中心部での渋滞を解消するには、より良いモビリティの構築が求められている。サービスとしてのモビリティ(MaaS)分野の新しいプロバイダーには、大きな可能性があるという。

MaaS分野では、公共交通機関とタクシー、カーシェア、二輪車シェアのプロバイダーのサービスをリンクして、シームレスなネットワークを形成することを目指している。ゼロエミッションの自動運転で、人や荷物を需要に応じて運ぶロボタクシーが、有望な手段となり得るという。

ZFは、こうしたシステムの開発と普及をさらに加速するために、MaaS アライアンスに加盟した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  5. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る