BMW X5 M 新型、625馬力に強化…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

M専用のスポーティな内外装

0~100km/h加速3.8秒で最高速290km/h

アクティブMディファレンシャル

BMW X5 M コンペティション 新型
BMW X5 M コンペティション 新型全 26 枚

BMWは、11月20日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、新型『X5M』(BMW M5M)を初公開すると発表した。

画像:BMW X5 M コンペティション 新型

新型M5Mは、BMWの主力SUVのひとつ、『X5』の新型をベースに開発された高性能モデルだ。エアロダイナミクス性能やエンジンの冷却性能を引き上げる専用バンパーをはじめ、スポーツ性が強化されたシャシーやインテリアなど、ベース車両の新型X5に対して、M流儀の変更が加えられている。

M専用のスポーティな内外装

エクステリアは、大型の空気取り入れ口、ダブルバー付きキドニーグリル、リアスポイラー、ディフューザーエレメント付きリアバンパー、ツインテールパイプの排気システムなどを装備した。BMWレーザーライトはオプションだ。BMW Xモデルとして初めて、BMW インディビジュアルの特別塗装仕上げが利用できる。

インテリアは、M専用のコックピットデザインを採用する。M専用表示が可能なBMWヘッドアップディスプレイをはじめ、 Mマルチファンクションシート、BMW インディビジュアルのファイングレインメリノフルレザートリムが標準装備される。「コンペティション」は、専用のレザーシートを採用する。

ナビゲーションシステムと「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を備えた「BMWライブコックピットプロフェッショナル」を導入する。パーキングアシスタントも装備されている。BMW X5 M コンペティション 新型BMW X5 M コンペティション 新型

0~100km/h加速3.8秒で最高速290km/h

パワートレインには、BMW Mが開発を手がけた直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このV8は、シリンダーバンク上を横切るように配置された(クロスバンク)エグゾーストマニフォールドにより、排気ガス流のエネルギーが2つのターボチャージャーのタービンホイールに最適に伝えられる。冷却システムも、最適な効果を発揮するように設計されている。フラップ制御式のエグゾーストシステムのサウンドは、選択しているモードによって変化する。

最大出力は600hp/6000rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~5600rpmだ。0~100km/h加速3.9秒、0~200km/h加速13.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、最高速が290km/hに引き上げられる。

さらなる高性能を求める顧客には、コンペティションを設定する。直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力がプラス25hpの625hp/6000rpmへ向上した。最大トルクは76.5kgmで変わらないが、1800~5800rpmと、より幅広い領域で引き出される特性だ。0~100km/h加速は3.8秒、0~200km/h加速は13.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)だ。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速は290km/hに到達する。BMW X5 M コンペティション 新型BMW X5 M コンペティション 新型

アクティブMディファレンシャル

全車のトランスミッションは8速の「Mステップトロニック」で、ドライバーはMセレクターレバーまたはステアリングホイールのパドルシフトでマニュアル操作が行える。駆動方式は4WDの「M xDrive」となり、専用チューニングが施される。このシステムは、後輪駆動を重視した設計となっており、後輪が動力伝達の限界に達し、追加のトラクションが必要になった場合に限って、フロントアクスルにパワーを振り分ける。

また、「アクティブMディファレンシャル」も採用する。トランスファーケースが必要に応じて、駆動トルクの一部を無段階かつ可変的にフロントアクスルへと振り分ける。一方、左右後輪間の駆動トルク配分は、アクティブMディファレンシャルが受け持つ。スポーツ走行時や、路面のグリップが変化する場面など、その状況に合わせてM xDriveに組み込まれたアクチュエーターがロック率を選択し、走行安定性を確保する。

コンペティションには、フロントに21インチ、リアに22インチのMアルミホイールが装備される。優れた制動力を備えた「Mコンパウンドブレーキ」は、ブレーキ操作時のペダルフィールを個別に設定できる。

《森脇稔》

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