出光興産、インドネシア2か所目の潤滑油製造工場新設 生産能力倍増で製造・販売体制強化

チカラン工場の外観
チカラン工場の外観全 2 枚

出光興産は、インドネシア・ブカシ県内に、年間5万キロリットルの生産能力を有する潤滑油製造工場(チカラン工場)を新設したと発表した。

【画像全2枚】

チカラン工場は、同社が海外で直営する7か所目の潤滑油製造拠点。最新鋭の生産設備を備え、2輪車・4輪車への初期充填用エンジンオイルと、交換用のOEM(相手先ブランド生産)製品を主力として製造する。

インドネシアは世界第4位の人口を有し、今後も高性能潤滑油の堅調な需要伸長が見込まれる。年間6万5000キロリットルの生産能力を持つカラワン工場は、日系関連企業が多数進出するカラワン工業団地内にあるが、拡張余地がなくなったことから近郊のブカシ県にチカラン工場を新たに設立した。チカラン工場の新設により、インドネシアでの同社の生産能力は合計で年間11万5000キロリットルとなる。

出光興産は今後も、インドネシアにおける地域密着の製造・販売体制を確立していくとともに、潤滑油のグローバルサプライヤーとして事業の強化・拡大を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る