ルノーの新型EV、ペットボトルからの100%リサイクル素材を内装に使用

ルノー・ゾエ 新型
ルノー・ゾエ 新型全 5 枚

ルノーグループ(Renault Group)は11月14日、EVの新型『ゾエ』向けに、100%リサイクル素材で作られたファブリック内装を共同開発した、と発表した。

画像:ルノー・ゾエ 新型

ゾエは、欧州Bセグメントに属するコンパクトな5ドアハッチバックEVだ。新型は2世代目モデル。新型には、ルノーの新世代EVパワートレインを搭載する。新世代のEVパワートレインは、最もパワフルな仕様で、モーターが最大出力136hp、最大トルク25kgmを発生する。従来の最大出力109hp、最大トルク23kgmに対して、27hp、2kgmの強化となる。率にして、パワーは25%の向上だ。パワフルなモーターを得た新型ゾエは、0~100km/h加速10秒以内の性能を発揮する。80~120km/hの加速タイムは7.1秒で、従来比で2.2秒短縮している。

バッテリーは蓄電容量が52kWhと、従来の41kWhに対して、およそ27%大容量化した。この効果で、新型ゾエは1回の充電で、最大390kmを走行できる(WLTP計測モード)。従来の300kmに対して、1.3倍の航続延長を可能にしている。

バッテリーの充電に関しては、出力7kWの家庭用充電器で、およそ9時間25分。300km走行分のバッテリー容量なら、およそ8時間で充電できる。出力50kWの急速チャージャーを利用すれば、145km走行分のバッテリー容量を、およそ30分で充電可能だ。

ルノーグループは、この新型ゾエ向けに、100%リサイクル素材で作られたファブリック内装を共同開発した。開発には、自動車シートの世界的大手サプライヤー、アディエント社などが参画している。

新型ゾエでは、シート生地、ダッシュボード、シフトレバーブラケット、シートベルト、ドア金具などに、ペットボトルからリサイクルされたポリエステル繊維を使用した。1台あたりの使用面積は、8平方mだ。この素材は、快適性や耐久性などの面において、ルノーグループが定める高い基準を満たしているという。

ルノーグループは、リサイクル素材の採用により、生産段階でのCO2排出量を、従来のファブリック素材と比較して、60%以上削減する、としている。

《森脇稔》

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