アウディ A8 新型にPHV、EVモードは46km…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

PHV専用エクステリア

PHVシステムの出力は449ps

走行モードは3種類

予測効率アシスト

アウディ A8 L 60 TFSI e クワトロ
アウディ A8 L 60 TFSI e クワトロ全 17 枚

アウディは、11月20日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、新型『A8』(Audi A8)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「A8 L 60 TFSI e クワトロ」を初公開すると発表した。

記事画像全17枚

PHV専用エクステリア

外観は、フロントバンパーのサイドに、5つデイタイムランニングライトを装備した。このフロントバンパーはクロームトリム仕様、ドアハンドルはクロームインレイ仕様になる。リアバンパーには、ディフューザーインサートとクロームを採用した。空力特性を追求した19インチアルミホイールを標準装備する。

インテリアは、「アウディバーチャルコックピット」や「MMIタッチレスポンス」のディスプレイに、PHVパワートレインに関する情報を表示する。オプションのリラクゼーションシートには、マッサージ機能付きのヒーター付きフットレストが装備されている。

PHVシステムの出力は449ps

新型A8のPHVには、直噴ガソリンターボエンジンを基本にしたPHVシステム、「TFSI e」が搭載される。直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジン(最大出力340ps、最大トルク51kgm)に、モーター(最大出力136ps、最大トルク35.7kgm)を組み合わせた。アウディ A8 L 60 TFSI e クワトロアウディ A8 L 60 TFSI e クワトロ

モーターは、エンジンと8速「ティプトロニック」トランスミッションの間にレイアウトした。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、449psのパワーと71.4kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。PHV化によって、ガソリン車に対して20.4kgmのトルクが上乗せされた。強力なPHVシステムは、0~100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

二次電池(バッテリー)は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンで、トランクの床下に搭載される。充電は出力7.4kWのチャージャーを利用すれば、およそ2時間30分。家庭用の230Vソケットなら、およそ6時間30分で充電が完了する。

走行モードは3種類

走行モードは「EV」、「ハイブリッド」、「バッテリーホールド」の3種類から選択できる。モードボタンで、ドライバーはこれら3つの基本設定から選択し、電動ドライブの優先などのモードが選べる。EVモードでは、最大46km(WLTP計測)をゼロエミッション走行できる。この効果もあって、欧州仕様の場合、40km/リットルの燃費性能を実現している。EVモードの最高速は135km/hとした。

ハイブリッドモードでは、PHVは最大限の効率を得るために、電気モーターとエンジンのバランスを追求する。バッテリーホールドモードでは、現在のバッテリーの充電状態が維持されるようにする。180km/hを上限に、エンジンを停止させた状態で、一定時間コースティング(惰性走行)することもできる。アウディ A8 L 60 TFSI e クワトロアウディ A8 L 60 TFSI e クワトロ

予測効率アシスト

「予測効率アシスト」(PEA)は、航続の拡大を追求する支援システムだ。ナビゲーションデータと予測効率アシスト、車両センサーシステムの情報を利用して、ルート全体の大まかな計画と、細かい計画を作成する。そして、ドライバーがアクセルペダルから足を離す必要がある状況を認識。走行中のドライバーには、ディスプレイからの情報と、アクティブアクセルペダルによる触感フィードバックが得られるようにした。

「myAudi」アプリを使用すると、顧客はスマートフォンを通じて、「Audi Connect」のサービスが利用できる。これには、バッテリー残量と航続の確認、充電の開始、充電タイマーのプログラミング、充電と電費データの取得が含まれる。

myAudiアプリのもうひとつの機能は、乗車前の車内の空調の遠隔操作だ。これは、車内のエアコンシステムのコンプレッサーと補助ヒーターに、電気が供給されているために可能になったもの。ドライバーは、乗車前にあらかじめ、快適な室内温度を設定できる。ステアリングホイール、シート、ドアミラー、フロントガラスやリアウィンドウの曇り止め、シート内蔵のファンなどを、乗車前の最適な状態に調整しておくことも可能、としている。

《森脇稔》

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