アウディ RS7 新型、600馬力の大型クーペ…ロサンゼルスモーターショー2019に出展ヘ

新世代のRSデザイン言語

RS専用のアウディバーチャルコックピット

最高速は305km/h

48Vのマイルドハイブリッド

アウディ RS7 スポーツバック 新型
アウディ RS7 スポーツバック 新型全 20 枚

アウディは、11月20日(日本時間11月21日未明)に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019に、新型『RS7スポーツバック』(Audi RS7 Sportback)を出展すると発表した。

画像:アウディ RS7 スポーツバック 新型

新世代のRSデザイン言語

新型は、新世代のRSデザイン言語を採用した。幅広くフラットなシングルフレームグリルを装着。RS専用の立体的なハニカム構造のグリルは、グロスブラック仕上げだ。大型フロントエアインレットとグロスブラックの垂直フィンが、アグレッシブなスタイルを強調する。

大きく張り出したホイールアーチは、専用デザインだ。フロントフェンダーで全幅は1950mmとなり、ベース車両の新型A7 スポーツバックに対して、およそ40mm拡幅されている。

速度が100km/hを超えると、テールゲートからスポイラーが展開する。クロームカラーの大径楕円テールパイプは、ディフューザーとグロスブラックのデザインエレメントとともに、RS専用バンパーの左右に配置された。アウディ RS7 スポーツバック 新型アウディ RS7 スポーツバック 新型

新型には、LEDヘッドライトが標準装備。オプションの「RSマトリクス」LEDレーザーヘッドライトを選択すると、ライトベゼルがダーク仕様となり、LEDテールライトにはダイナミックターンシグナルが装備される。車両のロック/ロック解除時には、RS専用のライトシーケンスが作動する。

21インチの大径タイヤ&ホイールを装備した。タイヤサイズは275/35R21が標準だ。オプションの「RSセラミックブレーキシステム」は、およそ34kgの軽量化を可能にする。「RSアダプティブエアサスペンション」により、車高は20mm低い。120km/h以上の速度では、車高はさらに10mm下がる。段差などでは、車高を20mm引き上げるリフトモードが利用できる。

RS専用のアウディバーチャルコックピット

インテリアは、「MMIタッチレスポンス」のディスプレイを、ブラックパネルのダッシュボードに組み込んだ。ディスプレイをオフにすると、パネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなるという。ドライバーは、RSモニターディスプレイを使用して、駆動システムコンポーネントの温度、最大Gフォース、タイヤ空気圧や温度などの情報を呼び出すことができる。アウディ RS7 スポーツバック 新型アウディ RS7 スポーツバック 新型

この専用RSディスプレイは、「アウディバーチャルコックピット」を使用して、タイヤ空気圧、トルク、パフォーマンス、油温、ブースト圧、ラップタイム、加速、Gフォースの詳細な情報を表示する。シフトインジケーターは、レブリミットに到達した場合、ドライバーにシフトアップを促す。

フラットボトムのRSスポーツレザーステアリングホイールは、アルミ製の大型パドルシフトとマルチファンクションボタンが備わる。「RSスポーツシート」には、ランバス(菱形)パターンのブラックパールナッパレザーが標準となり、RSエンボス加工が施されている

最高速は305km/h

新型RS7スポーツバックは、新型アウディ『A7スポーツバック』をベースに、アウディスポーツが開発した高性能モデルだ。新型のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンだ。最大出力は600hp、最大トルクは81.6kgmを、2050~4500 rpmで引き出す。アウディ RS7 スポーツバック 新型アウディ RS7 スポーツバック 新型

トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。0~100km/h加速は3.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。最高速は「ダイナミックパッケージ」では280km/hに、「ダイナミックプラスパッケージ」では305km/hに引き上げられる。

アウディドライブセレクトのダイナミックハンドリングシステムを使用して、走行特性を変更できる。カスタマイズ可能なRS専用のドライブモードとして、「RS1」と「RS2」の2種類の「RSモード」を設定した。このモードは、ステアリングホイールのRS モードボタンを使用して、直接呼び出す。アウディドライブセレクトは、エンジンやトランスミッションマネージメント、ステアリングアシスタンス、サスペンション、ダイナミックオールホイールステアリング、クワトロスポーツディファレンシャル、エキゾーストフラップなどの設定に影響を与える。RS2モードでは、ボタンを押すだけで、ESCをスポーツモードに切り替えることができる。

48Vのマイルドハイブリッド

新型には、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、「BAS」(ベルト駆動式オルタネータースターター)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた。減速時には、BASが最大12kWの電力を回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり最大0.8リットルの燃料消費を削減するという。気筒休止の「シリンダーオンデマンド(COD)」システムも搭載する。

55~160km/hの速度領域において、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと、ドライブマネージメントシステムは、2つのオプションのいずれかを選択する。運転状況と「アウディドライブセレクト」の設定に応じて、エネルギーを回生するか、エンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)を行うかを決定する。コースティング状態からドライバーが再びアクセルを踏むと、BASが瞬時にエンジンを再始動する、としている。

《森脇稔》

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