【アストンマーティン DBX】ブランド初のSUVを発表…550馬力ツインターボ搭載

4.0リットルV8ツインターボはスポーツカー譲り

48Vの電動エアサスペンション

アストンマーティンのスポーツカーの要素をSUVに

10.25インチと12.3インチの大型TFTスクリーン

アストンマーティン DBX
アストンマーティン DBX全 21 枚

アストンマーティンは11月20日、ブランド初のSUV『DBX』(Aston Martin DBX)を発表した。日本国内価格は2299万5000円から、としている。

画像:アストンマーティン DBX

アストンマーティン初のSUVは2015年春、ジュネーブモーターショー2015に出品された『DBXコンセプト』の市販版となる。DBXコンセプトはアストンマーティンが近い将来、高級GTカーセグメント参入の可能性を探る目的で開発したコンセプトカーだった。

DBXは、アストンマーティンならではの力強くバランスの取れたパフォーマンスを目指している。そのダイナミックなボディには、従来のスポーツカーラインナップの範囲を超えた多用途性を反映させる。アストンマーティンによると、DBXはあらゆる路面に対応可能な高い走破性と、力強い牽引力を追求しているという。

4.0リットルV8ツインターボはスポーツカー譲り

DBXには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンが搭載される。すでに、スポーツカーの『ヴァンテージ』や『DB11』にも搭載されているこのV8エンジンは、DBX用にさらに性能が引き上げられている。最大出力は550ps、最大トルクは71.4kgmを引き出す。

トランスミッションは9速ATだ。アクティブ・セントラル・ディファレンシャルとエレクトリック・リアLSD(eデフ)を備えた4輪駆動システムに合わせて、調整されている。これにより、車両の前後および左右のリアアクスル間で、トルクを正確に配分することができる。DBXは0~100km/h加速を4.5秒で駆け抜け、最高速は291km/hに到達する。

DEXには、アクティブ・エキゾースト・システムを採用した。ラグジュアリーなSUVモデルのサウンドから、アストンマーティンならではのスポーツカーのエキゾーストノートまで、幅広いサウンドを奏でる。また、このV8エンジンは、燃料消費量を削減するため、気筒休止機能を備えている。

48Vの電動エアサスペンション

アダプティブ・トリプルチャンバー・エアサスペンションは、最新の48V電動アンチロール・コントロール・システム(「eARC」)やエレクトロニック・アダプティブ・ダンパーと組み合わせられた。エアサスペンションにより、車高を45mm上昇させたり、50mm下降させたりすることができる。

アダプティブ・トリプルチャンバー・エアスプリングは、スプリングの硬さを変化させることが可能だ。eARCは、DBXのボディロールを抑制することで、スポーツカーのようなハンドリングを追求する。アダプティブ・エアサスペンション、ダンパー、eARCを組み合わせたシステムにより、最大5人の乗員と荷物を積載した状態でも、優れた乗り心地を維持しながらも、鋭いレスポンスと動力性能を実現しているという。

アストンマーティンのスポーツカーの要素をSUVに

DBXのエクステリアは、アストンマーティンのスポーツカーのエレガンスをSUVの世界に取り入れたものだ。フロントエンドの象徴的な「DB」グリルから、彫刻的な曲面を描くサイドパネル、ヴァンテージからインスピレーションを得たフリップ付きテールゲートに至るまで、DBXの外装は、ひと目でアストンマーティンと分かることを目指した。

エアロダイナミクス性能も追求された。フロントには、デイタイムランニングライト(DRL)と一体化された空力ダクトが設置され、フロントのホイールアーチとサイドパネルに沿って空気を送り、ブレーキを冷却しながら抗力と揚力の両方を削減する。車両上方の空気は、ルーフの上部、リアウイング、リアウィンドウ、リアフラップへと流れる。このユニークなアプローチとデザインにより、走行中にリアウィンドウをクリーンな状態に保つことができるという。

10.25インチと12.3インチの大型TFTスクリーン

DBXのインテリアでは、クラス最高のスペースと吟味された素材によるラグジュアリーな仕上がりを追求する。ダッシュボードには、新開発のTFTスクリーンが組み込まれた。ドライバーからボンネットがはっきりと見えるようにするなど、優れた視認性も追求されている。

各ボタンやダイヤルは、人間工学に配慮しながら、レイアウトを決定した。大きな開口部を備えたパノラマガラスルーフとワイドなサイドウィンドウを採用する。アストンマーティンによると、クラス最高レベルのフロントとリアのレッグルームを備えているという。

10.25インチのTFTスクリーンは、センターコンソールにレイアウトされた。ドライバー正面の12.3インチの大型TFTスクリーンは、豊富な情報をドライバーに表示する。また、Appleの「CarPlay」に加えて、360度カメラシステムと、2つのゾーンで64種類のカラーを切り替えられるアンビエントライトも標準装備されている。

《森脇稔》

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