アルファロメオのSUV、ステルヴィオ に2020年型…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

ボディ同色キットを採用

部分自動運転レベル2が可能に

インテリアを大幅にアップデート

アルファロメオ・ステルヴィオ の2020年モデル
アルファロメオ・ステルヴィオ の2020年モデル全 10 枚

アルファロメオは、11月20日(日本時間11月21日未明)に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、『ステルヴィオ』(Alfa Romeo Stelvio)の2020年モデルを初公開すると発表した。

ステルヴィオは2016年秋に発表されたアルファロメオブランド初のSUVだ。スポーツカーの『4C』やスポーツセダンの新型『ジュリア』に続く新型車となり、アルファロメオもSUV市場に参入を果たした。

ボディ同色キットを採用

2020年モデルには、ボディ同色のアピアランスキットを採用した。フェンダーフレア、サイドシル、リアフェイシアが、ボディ同色で仕上げられる。スポーツ仕様では、フェンダーフレア、サイドシル、リアフェイシアをダークペイント仕上げとした「Dark Miron」キットも選択できる。ボディカラーには新色として、アノダイズドブルーとルナーレホワイトが用意された。

トップグレードの「クアドリフォリオ」には、エクステリアカーボンファイバーパッケージを新設定した。カーボンファイバー製グリル、カーボンファイバー製ドアミラーカバーなどが装備される。

部分自動運転レベル2が可能に

2020年モデルのステルヴィオには、新開発の先進運転支援システム(ADAS)を用意する。これにより、加速やブレーキ、ステアリング操作を車両が行うレベル2の部分自動運転を可能にした。

具体的には、ハイウェイアシストシステム、渋滞支援システム、交通標識認識、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットアシスト、ドライバーアテンションアラート、全速度域対応の前方衝突警告プラスなどが用意されている。

2020年モデルのパワートレインはガソリンの場合、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが基本となる。グレードに応じて、最大出力は200hp、280hpを引き出す。駆動方式は、FR(後輪駆動)と4WDを設定している。アルファロメオ・ステルヴィオ の2020年モデルアルファロメオ・ステルヴィオ の2020年モデル

インテリアを大幅にアップデート

ステルヴィオの2020年モデルでは、インテリアのデザインを大幅に変更した。新設計のセンターコンソールには、アルミ調の回転ダイヤルをはじめ、各種素材が見直され、収納容量も増やした。シフトレバーの下には、イタリア国旗が配される。

ステアリングホイールは、レースにヒントを得た新デザインだ。シフトレバーには、プレミアムレザーが使用されている。

ダッシュボード中央には、8.8インチのタッチスクリーンディスプレイを標準装備した。自分に合わせたレイアウトを選んで、画面をカスタマイズすることができる。ラジオ、メディア、スマートフォン、ナビゲーション、空調などの主要機能に、すばやく簡単にアクセスすることも可能にした。

ドライバー正面の7インチTFTメータークラスターは、レイアウトと表示を見直した。これにより、視認性を引き上げている。ドライバーにリアルタイムデータを提供する車両情報表示も、改良された。

また、2020年モデルには、Wi-Fiホットスポット、リモート操作が可能なモバイルアプリ、SOSコール、ロードサイドアシスタンス、車両ファインダー、盗難車両位置情報とアシスタンスなどが採用された。各種ソフトウェアには、無線通信によるアップデートが受けられる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る