PSAグループ(PSA Group)は11月20日、電動パワートレインの新しい組立ラインをフランス・トレメリー工場に開設した、と発表した。
PSAグループは2025年までに、プジョー、シトロエン、DSなど傘下のすべてのブランドのモデルに、EVまたはプラグインハイブリッド車(PHV)を設定する計画だ。今回の新しい組立ラインの開設は、この電動化計画に重要な役割を担う。
新たな組立ラインは、2020年に12万基の年間生産能力を備える。柔軟なライン設計により、2021年までに年間18万基に生産能力を引き上げることが可能だ。
トレメリー工場は1979年の稼働以来、ガソリンとディーゼルの両エンジンを、およそ5000万基製造してきた。 電動パワートレインの組立ラインの設置は、わずか10か月で行われた。トレメリー工場は現在、世界で唯一、あらゆるタイプのパワートレインを生産できるPSAグループの工場、としている。
プジョー e-208