高齢化・過疎化が進む地域の移動…住民同士サポート 新潟・山古志で実証実験

モビリティプラットフォーム「CREW」(イメージ)
モビリティプラットフォーム「CREW」(イメージ)全 2 枚

Azitと中越防災フロンティアは、新潟県・山古志地域の移動サポート施策として、Azitが運営するするモビリティプラットフォーム「CREW」を利用した実証実験を開始した。

山古志地域では、2004年に発生した新潟県中越地震をきっかけに路線バスが運休・減便、2007年には廃止が決定。現在は、中越防災フロンティアが主体となりコミュニティバス「クローバーバス」を運行しているが、高齢者の多い地域住民の移動需要を賄いきれず、移動手段の確保は喫緊の課題となっている。

今回の実証実験に利用するCREWは、「乗りたい」と「乗せたい」を繋げるモビリティプラットフォーム。アプリを起動して出発点と到着点を設定すると、近くを走るCREWパートナーと呼ばれるドライバーとマッチングし、好きな場所まで送ってもらうことができる。

実証実験は12月20日までの約1か月間実施し、高齢者を中心とした山古志地域の住民の移動をサポートする。Azitと中越防災フロンティアは、今回の取組みを通して利用実態を調査し、住民にとってより快適な移動手段の確保を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る