三菱、米国新本社が2020年春に完成へ…移転で日産との連携強化

三菱自動車の米国新本社ビルの完成予想図
三菱自動車の米国新本社ビルの完成予想図全 1 枚

三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国子会社、ミツビシモーターズ・ノースアメリカは、2020年春にテネシー州フランクリンに新本社ビルが完成すると発表した。

三菱自動車の米国本社は、カリフォルニア州サイプレスから、テネシー州フランクリンの新本社ビルに移転する計画だ。米国本社の移転は、三菱自動車と日産自動車の連携強化の一環となる。日産は北米本社をテネシー州ナッシュビルに置く。三菱自動車は米国本社を日産の北米本社近くに移転することにより、事業環境が一新されるだけでなく、それ以上のビジネス効果が生まれることを見込む。

また、今回の移転は、三菱自動車の米国部門が進めている経営や販売機能などにつなげる構造改革の一環でもある。今後の成長を、さらに加速させるためのものに位置付けている。三菱自動車の米国本社には現在、およそ200名が勤務している。新本社への移転に合わせて、販売、マーケティング、IT、人事、通信、部品およびサービス、製品計画、ディーラー業務、財務および法務の各部門において、合計で150名以上を増員する予定だ。

2020年春に完成する新本社ビルでは、最上階の7階と6階にミツビシモーターズ・ノースアメリカの本社機能を置く。同社は、ブランドの3ダイヤモンドロゴが、外部からはっきり見えるようにする、としている。

《森脇稔》

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