ルノー カングー 、燃料電池車を発表…航続370km、EV仕様の1.6倍

ルノー・カングー Z.E.ハイドロジェン(SOLUTRANS国際ショー2019)
ルノー・カングー Z.E.ハイドロジェン(SOLUTRANS国際ショー2019)全 8 枚

ルノーグループは11月19~23日、フランスで開催された道路と都市交通ソリューションに関する「SOLUTRANS国際ショー2019」において、ルノー『カングー』(Renault Kangoo)の水素燃料電池車、『カングーZ.E.ハイドロジェン』を初公開した。

画像:ルノー・カングー Z.E.ハイドロジェン

ルノーグループは2014年から、水素燃料電池車をテストしてきた。水素燃料電池システムは、ミシュランの子会社のシンビオと提携して、開発されている。

カングーZ.E.ハイドロジェンには、車体の床下に2つの水素タンクを搭載した。水素の充填は、5~10分で完了する。水素満タン時の航続は、最大で370kmだ。この航続はカングーのEV、『カングーZ.E.』の230km(WLTP計測)に対して、およそ1.6倍にあたる。

カングーZ.E.ハイドロジェンの荷室スペースは、3.9立方mを確保する。車両重量は、ベース車両に対して110kg増えた。ルノーグループは2019年内に、ルノーカングーZ.E.ハイドロジェンを、欧州市場で発売する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る