普段着でポルシェを爆走させる? VRと実車をつなぐポルシェジャパンのeスポーツイベント

Porsche Esports Racing Japan Special Stage2019
Porsche Esports Racing Japan Special Stage2019全 9 枚

首都高を、鈴鹿サーキットを、最新のポルシェが駆け抜ける。しかも、普段着でシートベルトなしでたまに接触しながらサーキットで競い合う。これ、ポルシェジャパンが企画した、グランツーリスモSPORTのスペシャルステージの世界……。

ポルシェジャパンは12月1日、天王洲アイル 京浜運河沿いにある PUMA BRAND CENTER TOKYO で「Porsche Esports Racing Japan Special Stage2019」を開催。ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)や、ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)の“実車系プロドライバー”をはじめ、Porsche Esport Racing Japanで上位入賞したeレーシング系ドライバーが集まり、グランツーリスモSPORTS(PlayStation4)のなかでタイムトライアル形式で対戦した。

会場は、リアルのレーサーとeレーシング選手がひとつの舞台でレースを体感。決勝ではリアルなPCCJマシンと同じデザインをグランツーリスモSPORTS上で再現。「都心のアクセスがいいスペースでモータースポーツを体感できるという点が、eスポーツの利点のひとつ。eレーシングの人たちは、実写版のPCCJというレースとマシンにさらに興味を持ってもらったし、リアルなプロドライバーたちもバーチャルなレースにのめり込んだ」と話すのは、ポルシェジャパン モータースポーツ部門 松岡直紀マネージャー。

「われわれはスポーツカーをつくっているメーカー。ポルシェとしては、単純に移動するだけのクルマではなく、こうしてスポーツの世界で価値がある、魅力を体感できる商品をつくっているわけだから、こうしたeスポーツとリアルなモータースポーツをつなぐ架け橋となる取り組みはもっともっと展開していきたい」

「われわれは、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)と、ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)という2本のリアルなモータースポーツシリーズを持っている。そこへことしから、新たに ポルシェ eスポーツ レーシング ジャパン(Porsche Esports Racing Japan)を1本立ち上げて、3本並列の体制でモータースポーツを推進していく。eスポーツとリアルなモータースポーツの両方が同じ高さでシナジーを生むような環境づくりに、これからも積極的に取り組んでいく」

この春に開催された世界初のVRワンメイクレース「Porsche Esports Supercup」に先駆け、ポルシェジャパンによる“3つめのポルシェワンメイクレースシリーズ”として国内で起動した Porsche Esports Racing Japan season1。夏に富士スピードウェイで行われた「Porsche Sportscar Together Day 2019」eレーシング決勝の興奮が冷めやらぬまま、2019年最後のレースとなったこの Porsche Esports Racing Japan Special Stage2019 は、ヨシダショウゴとササハラウキョウが組むチームTurboが優勝した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る