ヤマハのロングセラー『セロー』が生産終了、ファイナルエディション発売

セローシリーズは、「マシンを操る楽しさ」と「より深く自然の中に入り込める機能」を追求した新しいカテゴリーのモデルとして1985年に発売されたロングセラーモデルだ。「二輪二足」をキーワードに、軽量な車体に低シート高、トライアル的な走りも可能にするハンドル切れ角やステップ位置、扱いやすいエンジンなどを採用。その乗りやすさが「マウンテントレール」という独自の世界観を生み、初心者からベテランまで幅広いユーザーから支持されてきた。
セロー250ファイナルエディションは1985年発売の初代モデルを彷彿させる「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)」と「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)」の2色を設定し、懐かしさを感じながらも現代風にアレンジされたセローらしいグラフィックを施した。カラーフレームや燃料タンク上の「FINAL EDITION」エンブレムは、歴史あるモデルのファイナルに相応しい上質さや特別感を強調している。
価格は58万8500円。
《纐纈敏也@DAYS》